「ダンダダン」のようなオカルト×バトルの世界観に魅了された読者の中には、「次に読むべき似てる漫画は何か?」と探している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、「ダンダダン」が好きな人におすすめしたい、設定や雰囲気、テーマが似ている漫画を厳選してご紹介します。
ジャンプ作品を中心に、オカルトやSF、超能力など共通点のある名作をピックアップしているので、次にハマる1冊がきっと見つかります!
この記事を読むとわかること
- 「ダンダダン」に似ている漫画・アニメ10選を紹介
- 各作品がダンダダンと似ている理由と共通点
- 自分の好みに合った次に読むべき作品の選び方
ダンダダンに似てる漫画はこれ!おすすめ作品を先に一覧で紹介
「ダンダダン」のような作品を求めている方に向けて、似たような雰囲気やテーマを持つ漫画を厳選してご紹介します。
共通しているのは、オカルトやSF、能力バトルなどのジャンル要素と、読後に残るインパクトです。
本記事では、それぞれの作品が「ダンダダン」とどのように似ているのかを具体的に解説します。
世界観・ジャンル・読後感から厳選した10作品
まずは一覧形式で「ダンダダン」に似ているとされる10作品をご紹介します。
- GANTZ:理不尽でグロテスクな戦いと敵のデザインが似ている
- モブサイコ100:オカルトと超能力を融合させた世界観が共通
- チェンソーマン:作者の関係から作風に共通点あり
- 三島凛は信じない!:怪異否定ヒロインが怪異に巻き込まれる構造が似ている
- 地獄楽:ダークな世界観とバトル描写が秀逸
- ジョジョの奇妙な冒険 第4部:日常と異能が交差する構成が近い
- 真夜中のオカルト公務員:異能力と怪異への対応という構造が酷似
- 呪術廻戦:ジャンプらしいバトル構成と能力バランスが一致
- 世紀末オカルト学院:オカルト×学園というジャンルの近さ
- アンデッドアンラック:異能とバディ要素が魅力
これらの作品は、ストーリーの進行テンポやキャラクターの描写にも共通点が多く、「ダンダダン」が好きな人にハマる可能性が高いです。
ここからは、それぞれの作品について詳しく解説していきます。
どんな読者に刺さる?作品ごとの特徴と魅力
「GANTZ」のような刺激的な描写や理不尽な展開が好きな人もいれば、「モブサイコ100」のような人間味ある主人公の成長に魅力を感じる人もいるでしょう。
また、「チェンソーマン」や「地獄楽」のように、作者同士が繋がり、作風に影響を与え合っている作品も要注目です。
それぞれの読者の好みに合わせて、どの作品が最適かを見極められるように、ここから先の各項目ではおすすめポイントや違い・共通点を丁寧に紹介していきます。
GANTZ|エログロ×理不尽バトルが共通点
「GANTZ」は、日常から一転して理不尽な異世界バトルに巻き込まれるという、強烈な世界観が特徴の作品です。
ダンダダンと同様に、「なぜそうなるのか分からない」状況で突如バトルが始まるという展開が多く、読者に強い緊張感と驚きを与えます。
また、敵キャラの不気味さや倒し方のグロテスクさも共通点のひとつです。
不条理な戦いと敵キャラの不気味さがダンダダンとリンク
GANTZに登場する敵は、見た目が異様なものが多く、その行動も予測不能です。
こうした敵に対し、理由もなく殺し合いを強いられるという点は、ダンダダンのオカルンたちが怪異と戦う構図と重なります。
また、物語の中で犠牲が避けられないリアリティもあり、緊張感のある展開を求める読者にとって非常に魅力的です。
視覚的インパクトが強い!世界観の没入感も類似
GANTZは、絵柄や演出の面でも高い評価を受けている作品です。
そのリアルな作画とSF的なガジェット、そしてグロテスクな演出は、ダンダダンのビジュアル的な魅力と非常に似ています。
GANTZでは「転送」「スーツ」「異形生命体」などのアイテムや概念が登場しますが、こうした点もダンダダンの宇宙人や呪いのアイテムと通じるものがあります。
なお、GANTZはアニメ化・実写映画化もされており、U-NEXTで視聴可能です。
理不尽さ・エログロ・オカルトSFというキーワードに魅力を感じる人は、GANTZを見逃さないようにしましょう。
モブサイコ100|オカルト×青春×能力バトル
「モブサイコ100」は、オカルトと超能力というテーマを軸に、思春期の葛藤や成長を描いた作品です。
ダンダダンと同じく、怪異や霊的存在が日常に侵食してくる描写が特徴的で、非日常と青春が交錯する世界観に引き込まれます。
さらに、主人公が持つ強大な力と、それを制御しようとする姿が感情的に響きます。
超能力とオカルト要素の融合が見事
影山茂夫(通称モブ)は超能力を持ちながらも、普通の生活を望む中学生。
彼が関わる事件は霊的存在や超常現象が多く、オカルトと能力の融合という点で、ダンダダンと深い共通性があります。
モブの師匠・霊幻とのやり取りも、ダンダダンのオカルンとモモの掛け合いと重なるような人間味があり、感情の起伏に共感しやすい構造になっています。
敵キャラがマスコット化する展開も似ている
「ダンダダン」では、序盤に登場する敵キャラ・ターボババアが後に味方化するという意外な展開があります。
この構図は、「モブサイコ100」にも通じており、敵キャラがマスコット的存在に変化していくのは、両作品の魅力の一つです。
また、キャラクターたちが単なる善悪ではなく、複雑な内面を抱えている点も共通しています。
アニメ版はU-NEXTで配信されており、本編の他にOVAも楽しめるのが魅力です。
能力バトルと人間ドラマの両方を味わいたい人には、間違いなくおすすめできる一作です。
チェンソーマン|作者つながりで演出や構成も共鳴
「チェンソーマン」は、少年ジャンプ+で連載され、独特の世界観と過激な描写で注目を集めた作品です。
実はこの作品、「ダンダダン」の作者・龍幸伸先生がアシスタントとして関わっていたという背景があります。
そのため、構図や演出、空間のとらえ方などに共通点が多く、読者にとっては「どこか似ている」と感じる要素が豊富です。
アシスタント経験からくる演出の共通性
チェンソーマンの作者・藤本タツキ先生と、ダンダダンの龍先生はともに上山徹郎作品のファンであり、影響を受けたテイストが作風に色濃く反映されています。
たとえば、大胆な構図の切り替えや余白の使い方、戦闘シーンのダイナミズムなど、読者の目を引く技法が共通しています。
チェンソーマンにおいても、敵や味方の境界があいまいで、キャラクターの心理描写が深いのが魅力です。
ダークな世界観と成長物語の共鳴
どちらの作品も、少年漫画でありながらダークファンタジーやホラーの要素を融合しており、軽快なテンポの中に不穏な空気が漂います。
また、チェンソーマンのデンジとダンダダンのオカルンには、戦う理由の個人的さ・感情の動機が似ており、バトルそのものに人間ドラマが含まれている点も共通です。
デンジの「普通の生活がしたい」という切実な願いは、青春と怪異がせめぎ合うダンダダンの世界観とも響き合っています。
アニメ版はU-NEXTで配信中です。
グロ・エロ・スプラッター要素に抵抗がない方であれば、ダンダダンとの親和性は非常に高いといえるでしょう。
三島凛は信じない!|怪異否定ヒロインの巻き込まれ型物語
「三島凛は信じない!」は、怪異やオカルトを完全否定するヒロインが、現実では説明のつかない事件に巻き込まれていくという構成が魅力の漫画です。
ダンダダンのヒロイン・綾瀬桃が怪異を信じない性格だったこととよく似ており、序盤の展開に共通点を感じる読者も多いでしょう。
そのうえで、キャラクター同士の掛け合いやテンポ感にも通じる部分があり、会話劇とオカルトの組み合わせが好きな方におすすめです。
怪異に巻き込まれる現実主義者という設定が共通
主人公の三島凛は、オカルトに否定的なスタンスを崩さず、「全てには科学的根拠がある」という立場を取り続けます。
しかし、次第に自分では説明できない現象に直面し、現実と信念の間で揺れ動く心理描写が描かれます。
この構図は、桃が宇宙人を信じず、オカルンと衝突する序盤の展開と非常に似ており、読者に強い共感を呼び起こします。
キャラの掛け合いとテンポ感が「ダンダダン」ファンに刺さる
本作のもう一つの魅力は、主人公と助手・芥川周太郎とのコミカルなやり取りにあります。
この関係性は、「ダンダダン」の桃とオカルンにも通じており、異なる価値観を持つ2人が協力して怪異に立ち向かう構成が秀逸です。
また、セリフのテンポや言い回しにも小気味よさがあり、読み進めるごとにキャラへの愛着が増していくのも本作の強みです。
「三島凛は信じない!」は電子書籍でお得に購入でき、eBookJapanではキャンペーンが開催されていることもあります。
怪異を科学的に否定するキャラがどう変化するかに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
地獄楽|過去と因縁を背負ったキャラ×異世界サバイバル
「地獄楽」は、江戸時代を舞台に、不老不死の仙薬を探すために凶悪犯たちが島へと送り込まれる異色のサバイバルバトル作品です。
ジャンプらしいバトル要素に加えて、過去の因縁や死生観を深く掘り下げるドラマ性が特徴です。
ダンダダンのバトルとキャラの内面描写が好きな人には、強く響く作品だと感じます。
作者のつながりが演出に反映
本作の作者・賀来ゆうじ先生は、「チェンソーマン」の藤本タツキ先生のアシスタントを経験しており、ダンダダンの作者・龍幸伸先生とも間接的に接点があります。
こうした人脈の影響か、構図や画面の迫力、キャラの表情演出などにチェンソーマンやダンダダンとの共通点が見られます。
視覚的にも物語的にも没入感が強く、ジャンプ+系の新世代バトル作品が好きな人には相性抜群です。
ダークファンタジー的な空気感が共通点
舞台は謎めいた島で、そこに現れるのは奇怪で不気味な存在ばかり。
異形の敵や命の軽視、不条理な状況での人間模様といったダークな雰囲気が、ダンダダンと非常によく似ています。
また、主人公・画眉丸の冷静さと過去の葛藤は、オカルンのように「人知を超えた敵に向き合う内面ドラマ」と重なる部分も多いです。
アニメ版はU-NEXTで配信されており、高い作画クオリティと原作への忠実度が評価されています。
「ダンダダン」のように、バトルの中に生き様を感じる物語を求めている方には、間違いなく刺さる作品です。
ジョジョの奇妙な冒険 第4部|日常に潜む異能バトル
「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」は、杜王町という一見平和な地方都市を舞台に、異能を持つ住人たちの戦いと人間模様が描かれる物語です。
ダンダダンが影響を受けたとされるオマージュシーンも登場するなど、明確な共通点が見られます。
特に、日常に潜む非日常というテーマ性は、両作品の核心とも言える要素です。
宇宙人などの設定や構成が近い
第4部では、宇宙人・スタンド能力・怪しげな町の構造など、SF的・オカルト的な要素が多数登場します。
ダンダダンでも、宇宙人や霊的存在が混在して登場するため、このジャンルミックスな世界観が好きな読者には非常にハマります。
どちらの作品も、「普通の高校生が異能力に目覚めて事件に巻き込まれていく」という点でも通じています。
オマージュ的な演出が多い点にも注目
SNSなどでも話題になっていますが、ダンダダンには随所にジョジョシリーズを思わせる構図や台詞回しが登場します。
とくにジョジョ第4部の空条承太郎の存在感や、街に潜む殺人鬼・吉良吉影との頭脳戦など、緊張とユーモアの絶妙なバランスが、ダンダダンの作風にも重なります。
また、ダンダダンのバトルにおける見せ場の作り方やキャラの立たせ方にも、ジョジョ的センスが漂っています。
「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」はU-NEXTで配信中で、作画のクオリティも非常に高く、初見でも楽しめます。
ユニークなバトルや濃いキャラクター同士のドラマを楽しみたい方には、間違いなくおすすめの一作です。
この記事のまとめ
- 「ダンダダン」に似てる漫画・アニメを10作品紹介
- オカルトやSF、能力バトルなどの共通点を解説
- GANTZやモブサイコなど人気作も多数含む
- 作者同士のつながりによる作風の類似性にも注目
- 次に読む作品を探しているファンに最適な内容