大人気のうちに「週刊少年ジャンプ」での第一部連載が終了、2022年夏から「週刊少年ジャンプ＋」で連載第二部がスタートしたチェンソーマン。
実は、第一部チェンソーマンの連載第１話にはその後のストーリーに続く伏線がいくつもあると言われています。
この記事では第一話で描かれている伏線と思われている表現と、それを回収したエピソード、未回収の伏線を紹介・考察していきます。
チェンソーマンの第一話での伏線① :「犬」
第一話のタイトル「犬とチェンソー」。
これは、犬＝デンジ、チェンソー＝ポチタであるという伏線ですよね。
この作品では、ヤクザがデンジのことを「言う事を聞く犬」といったり、公安部ではマキマがデンジに「いいえなんて言う犬はいらない」と伝えて、自分の言う事を聞くように仕向けています。
第一部では、デンジはマキマに飼われた犬としてデビルハンターの活動を始めることから物語が始まります。
また、ポチタは犬の形をした悪魔でしたが、その正体は地獄でも恐れられていたチェンソーマンでした。
「犬」というキーワードは、チェンソーマンで重要なキーワードとなっています。今後も違うエピソードで伏線を回収するかもしれません。
チェンソーマンの第一話の伏線②：「表紙のデンジ」
え、たった今知ったんだけど (遅い話題)
チェンソーマンの連載開始の表紙で主人公がチェーンソーを持ってて、作中はずっとチェーンソーなんて使わなくて、最後の最後に使って、しかもそのシーンが表紙と同じだったって…
なんだよこれ
第一話から伏線張ってたの!?
藤本タツキ天才過ぎだろ… (∞回目) pic.twitter.com/D5Bsu8bISN— Nullable＠ぬる (@fm12_) June 23, 2022
チェンソーマン第一話の表紙が第一部の大きな伏線になっていると、読者のなかでは連載当時話題になったのをご存知ですか。
チェンソーを持っているデンジと、チェンソーの刃に映るマキマのような女性。
実は、このシーン、第一部「公安編」のラストに回収されるエピソードなのです。
第一部「公安編」では、マキマが最後の敵としてデンジの前に立ちはだかります。
マキマにポチタがくれた心臓を奪われたデンジ。
ポチタを取り返し、ポチタで作ったチェンソーマンでマキマに反撃するシーンがあります。
マキマを倒す時のワンシーンには、デンジのチェンソーに映るマキマの姿があります。
このシーンが、第一話の表紙とほぼ同じなのです。
このことから、ラストバトルのワンシーンは第一話から計画されていたことがわかります。
第一話の伏線を第一部のラストバトルで回収する、とてもカッコいい伏線回収の仕方ですよね。
チェンソーマンの第一話の伏線③：デンジの母の病気
第一話のデンジとポチタの会話の中で、デンジの母親は心臓の病で死んでしまったという描写があります。
デンジもどうやら、同じ病気だったようで、吐血して苦しんでいたシーンがありました。
ポチタがデンジの心臓と融合したのは、ゾンビたちにやられてしまったデンジを救うために契約したのですが、デンジの病気が治ったとははっきり描かれていませんでした。
デンジの心臓の病はどうなるのか。
第二部連載中の現在まで、心臓の病がどうなったのか明らかになっていないので、この伏線が回収されるのか、されるとしたらどう回収されるのか気になるところです。
チェンソーマン、そういえば第一話で「デンジの母親は心臓の病で死んだ」という伏線があるので、チェンソーマン最終回ではデンジは心臓の病（それが人間の病気なのかポチタと融合したせいかは分からないが）で穏やかにゆるやかに死を迎えるんだろうなと勝手に妄想してる pic.twitter.com/W8RuH8qxUg
— えのき (@enoki05) April 30, 2022
チェンソーマン：第一話の伏線まとめ
この記事では、チェンソーマン第一話での伏線について紹介しました。
- チェンソーマン第一話は、タイトルから物語の大きな流れの伏線となっています。
- 第一話の表紙のデンジのチェンソーに映るマキマのような女性。
第一部のラストバトルのワンシーンと酷似していることから、第一部のラストは第一話の時点で決まっていたのでは！？と当時話題になりました。 - デンジの母親の病気をデンジも受け継いでいたような描写。
ポチタを心臓に取り込んだことで、病気は治ったのでしょうか。
はっきりとした描写がないので、これからエピソードが出てくるかもしれません。
チェンソーマンは第一話だけでなく、他の話でもたくさんの伏線が貼られていると言われています。
現在、第二部が連載中ですが、第一部を読み直してみるとまた新しい発見があるかもしれませんよ。
これからの展開と伏線回収が楽しみです。
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