「ハイキュー」 最終巻を徹底解説!春高の結末とキャラたちのその後を総まとめ

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『ハイキュー!!』最終巻では、高校バレーの集大成「春高」の激闘と、登場キャラクターたちの卒業後の姿が描かれました。

この記事では、「ハイキュー 最終巻」に焦点を当て、烏野高校の春高の結果や日向・影山たちのその後の進路、最終話の評価や感想について詳しく解説します。

読者が気になる「ハイキュー 最終巻」の全貌を、ネタバレを含めて総まとめしているので、ラストを振り返りたい方は必見です。

この記事を読むとわかること

  • 『ハイキュー!!』最終巻で描かれた春高の結果と見どころ
  • 日向・影山をはじめとする主要キャラの卒業後の進路
  • オリンピック編やプロ再会など感動のラスト展開
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烏野高校は春高でどこまで勝ち進んだのか?

『ハイキュー!!』最終巻では、物語の大きな山場である「春高バレー全国大会」が描かれます。

この大会で、烏野高校がどのような戦いを見せたのか、どのチームと対戦し、どこまで勝ち進んだのか。

日向たちがかけた青春のすべてが詰まった春高での軌跡を、詳しく振り返っていきます。

春高での烏野の戦績一覧

春高全国大会での烏野高校の戦績は以下の通りです。

  • 1回戦:椿原学園に2-0で勝利
  • 2回戦:優勝候補・稲荷崎高校に2-1で勝利
  • 3回戦:因縁の相手・音駒高校に2-1で勝利
  • 4回戦(準々決勝):鴎台高校に1-2で惜敗

惜しくもベスト16で敗退という結果になりましたが、烏野の熱い戦いは多くのファンの心に残りました。

特に「ゴミ捨て場の決戦」と呼ばれる音駒との試合は、感情の起伏が激しい名勝負として記憶されています。

敗退の理由と日向の苦悩

準々決勝の鴎台戦では、エース・星海光来の高いブロックとチームの堅実な守備に苦戦を強いられました。

そして最大の要因となったのが、日向翔陽の高熱による途中離脱です。

チームのムードメーカーであり、攻守で中心だった日向を欠いた烏野は、その勢いを保ちきれず惜しくも敗退。

試合後、日向は悔し涙を流し、「まだ終わりたくなかった」と叫ぶシーンは、多くの読者の胸を打ちました。

この敗北をバネに、日向はさらなる成長を決意することになります。

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最終巻の終わり方が「ひどい」と言われる理由

『ハイキュー!!』最終巻は、春高後の急展開が描かれたことで、一部読者の間では「ひどい」という声も上がりました。

物語の核心ともいえる高校時代を終えた後、キャラクターたちの未来が怒涛の勢いで描かれる構成に、賛否が分かれたのです。

それでも最終巻には、作者・古舘春一先生の想いと、バレーへの愛が凝縮されています。

展開の早さとオリンピック描写の違和感

春高での敗退から物語は一気に数年後へ飛び、日向と影山のプロバレー選手としての再会や、オリンピック代表入りまでが短期間で一気に描かれます。

この展開に対して、「卒業後の描写が駆け足すぎる」、「オリンピック描写が唐突」など、展開の急さに戸惑う読者が多く見受けられました。

また、春高の敗北から立ち直る過程や、高校最後の試合などを丁寧に描いてほしかったという意見も根強くあります。

それでも感動したという読者の声

一方で、最終巻に強く心を動かされたという読者も多く存在します。

日向と影山がそれぞれの道を歩み、再びコートで交わる姿は、まさに「夢の続き」ともいえる展開です。

「オリンピックの舞台で再び共闘する姿に胸が熱くなった」「未来が明るく感じられるラストでよかった」という感想も多数寄せられました。

急展開でありながら、最終巻には翔陽たちの成長と、バレーを通じて繋がる絆がしっかりと描かれていたのです。

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日向と影山の高校卒業後の道とは?

春高での敗退を経て、日向翔陽と影山飛雄はそれぞれ異なる道を歩みながらも、バレーボールと真摯に向き合い続けました。

高校卒業後の彼らの進路は、バレーファンなら誰もが胸を熱くするものだったのではないでしょうか。

最終巻では、その後の2人の歩みが力強く、時にドラマチックに描かれています。

日向翔陽のブラジル武者修行とプロ入り

日向は高校卒業後、単身でブラジルへ渡り、ビーチバレー修行に挑戦します。

この決断は、春高での敗北と、己の限界を痛感したことがきっかけでした。

砂浜でのプレーは足腰に厳しく、技術面でも多くの課題に直面しましたが、日向は着実に成長。

「ニンジャ・ショーヨー」として現地でも知られる存在となり、帰国後はVリーグのMSBYブラックジャッカルに入団を果たします。

影山飛雄は10代で日本代表入り

影山は高校卒業後、すぐにVリーグ入りし、若干10代で日本代表入りという快挙を成し遂げます。

その後、リオ・オリンピック出場東京オリンピック出場と、世界の舞台でも活躍の場を広げていきました。

最終的にはイタリア・セリエAのクラブチームに所属するまでに成長し、その実力と存在感は国際的にも認められています。

二人は異なる道を歩みながらも、共に世界のバレーボールシーンで輝き続けているのです。

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プロの舞台で再会する翔陽と影山

高校卒業後、それぞれの道を進んだ日向翔陽と影山飛雄は、ついにプロの舞台で再会を果たします。

かつて同じ烏野でプレーした二人が、今度はライバルチームのエースとセッターとして激突するのです。

その試合は、ファンにとっても特別な意味を持つ、まさに夢のカードとなりました。

MSBYブラックジャッカルvsアドラーズ戦の熱狂

日向はMSBYブラックジャッカル、影山はシュヴァイデンアドラーズに所属し、公式戦で対峙します。

この試合には、牛島若利、星海光来、宮侑、木兎光太郎といった春高を沸かせたライバルたちも登場し、ハイレベルな戦いが繰り広げられました。

試合は4セットにも及ぶ接戦で、観客席にはかつての仲間たちの姿も。

高校時代からの因縁や絆が交錯する、まさに『ハイキュー!!』の集大成ともいえる試合です。

最終決着と勝者の行方

白熱の末、最終セットはブラックジャッカルがリード。

そしてマッチポイントの場面で、翔陽は相手ブロックを見事に誘導し、囮になることで木兎が決勝点を決めます。

このシーンでは、翔陽の視野と戦術理解の進化が描かれ、まさに「主人公の成長の証」として感動的に締めくくられます。

一方で影山も最後まで冷静なトス回しと堅実なプレーを見せ、両者の成長がしっかりと描かれていました。

この試合は、『ハイキュー!!』という作品がバレーボールへの愛情と尊敬に満ちていることを、改めて読者に印象付けた名勝負です。

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東京オリンピックとその後の物語

プロとして実績を積み重ねた日向翔陽と影山飛雄は、ついに日本代表として国際大会の舞台へ。

物語は、東京オリンピックを舞台に再び彼らのドラマが動き出します。

その後も続く2人の軌跡は、『ハイキュー!!』最終巻の大きな見どころとなっています。

翔陽と影山の日本代表での活躍

日向と影山は、東京オリンピックの男子バレーボール日本代表に選出され、再びチームメイトとしてプレーします。

このオリンピック編では、春高時代のライバルたちもそれぞれの道を歩み、代表チームの仲間、あるいは敵国の選手として登場。

中でも青葉城西の及川徹がアルゼンチン代表のセッターとして登場する展開は、驚きと興奮を呼びました。

強豪国との対戦、世界の壁に挑む緊張感、そして日向と影山が培ってきた絆が、国際試合で見事に融合していく様は圧巻です。

ライバルたちのその後と世界大会の舞台裏

『ハイキュー!!』最終巻では、翔陽と影山だけでなく、多くのライバルキャラの「その後」も描かれています。

木兎光太郎、星海光来、宮侑など、Vリーグや海外チームで活躍する面々が、それぞれのスタイルで成長した姿が登場。

また、彼らがオリンピックで再び集結する場面は、過去の因縁を超えた新たな友情と熱戦を感じさせます。

時を経て、2022年には世界クラブ選手権大会で日向と影山が再び敵として対戦するという未来も描かれ、作品はまだ終わらない余韻を残します。

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烏野メンバーたちの卒業後の進路まとめ

最終巻では、日向や影山以外の烏野バレー部メンバーたちの卒業後の姿も丁寧に描かれています。

それぞれがバレーボールを続ける者、新たな道へ進む者として成長していく姿は、作品を彩る大きな要素のひとつです。

ファンにとっては、愛着あるキャラたちの未来を知ることができる、心温まる描写となっています。

バレーを続ける者、別の道を歩む者たち

月島蛍は大学卒業後もVリーグ2部の仙台フロッグスでプレーを続けており、冷静なプレースタイルにさらに磨きがかかっています。

一方で、山口忠は大学卒業後に地元・宮城の家電メーカーへ就職。

マネージャーの谷地仁花はデザイン会社でのインターンを経て、東京の広告会社に就職するなど、それぞれの個性に合った道を選んでいます。

西谷夕はバレーボールを離れ、世界を旅する自由な生き方を選択するなど、意外性ある進路も印象的です。

驚きの結婚や転職先も!

ファンにとって最大のサプライズのひとつが、田中龍之介と清水潔子の結婚です。

高校時代の猛アプローチが実を結び、結婚後はスポーツインストラクターとして働く田中と、スポーツショップ勤務の清水が夫婦としてVリーグを観戦する姿が描かれました。

キャプテンの澤村大地は警察官、菅原孝支は小学校教諭になるなど、人を支える道を選ぶメンバーも多数います。

それぞれの未来はバラバラでも、彼らの絆や青春は変わらず心に残り続けるのです。

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『ハイキュー!!』最終巻の魅力と感動を振り返るまとめ

『ハイキュー!!』最終巻は、高校バレーの集大成と、それぞれのキャラクターの未来を描いた濃密な一冊でした。

春高の激闘からプロ、そしてオリンピックへと繋がるスケールの大きな展開は、まさにフィナーレにふさわしいものでした。

読後には、作品が伝えてきたメッセージの数々が強く胸に残ります。

青春を全力で駆け抜けた烏野のメンバーたち。

勝ち負けだけでは語れない、成長と仲間との絆を描いた物語は、読者に多くの勇気と感動を与えてくれました。

特に最終巻では、日向と影山の再会、そして再び始まるライバル関係に心を揺さぶられた人も多いでしょう。

「まだ終わらない」「ここからが本当の勝負」――そんな想いがにじむラストは、単なる完結ではなく、未来へ繋がる物語の続きとして、多くの読者に希望を与えてくれます。

『ハイキュー!!』最終巻は、まさに“最高のラストスパイク”と言える一冊でした。

この記事のまとめ

  • 春高で烏野は準々決勝敗退、ベスト16で終了
  • 日向はブラジル修行、影山は10代で日本代表に
  • プロの舞台で翔陽と影山が再会・激突!
  • 東京五輪では再び共闘、及川はアルゼンチン代表
  • 烏野メンバーの進路も細かく描写されている
  • 田中と清水が結婚というサプライズも!
  • 最終巻は賛否あるも感動的な幕引きに
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