『ハイキュー!!』の物語の山場ともいえる「春高編」。本記事では、読者の注目を集めた烏野高校の春高での結果を中心に、トーナメントの全体像や優勝校まで詳しく解説します。
「ハイキュー 春高 結果」を知りたい方に向けて、烏野高校がどこまで勝ち進んだのか、誰に敗れたのか、さらに優勝校や準優勝校など全試合の流れをわかりやすくまとめました。
この記事を読めば、春高編の熱い戦いの全貌が一目で理解できます!
この記事を読むとわかること
- 烏野高校の春高での全試合結果と戦いの軌跡
- 春高の優勝校・準優勝校・ベスト4の詳細
- 日向・影山を中心とした主要キャラの進路と未来
烏野高校の春高結果はベスト16!試合ごとの戦績を紹介
『ハイキュー!!』の春高編では、主人公たちが全国の舞台でどこまで勝ち進むのかが大きな見どころでした。
烏野高校は1回戦から準々決勝まで熱戦を繰り広げ、結果はベスト16で敗退という形で大会を終えます。
それでも彼らの戦いぶりは、読者に多くの感動と興奮を与えました。
1回戦:VS 椿原学園【2-0勝利】
1回戦の相手は椿原学園。
この試合では危なげないストレート勝ちを収め、春高初戦とは思えない堂々としたプレーで順調な滑り出しを見せました。
攻守のバランスが取れた試合運びで、チーム全体が落ち着いてプレーできていたことが印象的です。
2回戦:VS 稲荷崎高校【2-1勝利】
2回戦では強敵・稲荷崎高校と対戦。
全国屈指の実力校との試合は、激戦の末にフルセットの末勝利。
この試合では影山と宮侑というセッター同士の高度な読み合いや、日向のスピードと対応力が光る展開が続きました。
3回戦:VS 音駒高校【2-1勝利】
3回戦は、長年因縁のあった音駒高校との「ゴミ捨て場の決戦」。
双方が相手を知り尽くしたうえでの攻防は、シリーズの中でも特に戦術性の高い内容でした。
烏野は粘り強く試合を進め、見事勝利をつかみます。
準々決勝:VS 鴎台高校【1-2敗北】
そして迎えた準々決勝の相手は、小さな巨人・星海光来を擁する鴎台高校。
1セットを奪われるも粘り強く第3セットへ突入し、日向のプレーで盛り返すかと思われました。
しかし途中で日向が高熱でダウンしてしまい、そのまま流れを持っていかれて敗戦。
こうして烏野はベスト16で春高を去ることになりますが、彼らの成長とチームの結束力は確かに全国に示されました。
敗れてなお記憶に残る戦いこそ、まさに烏野らしい姿だったと思います。
春高トーナメントの最終結果!優勝校と上位校は?
優勝校はまさかの一林高校
烏野高校が惜しくも敗退したあとの春高トーナメントは、誰もが予想しなかった展開となりました。
最終的に全国優勝を果たしたのは一林高校という、作中でもほとんど登場していなかった学校でした。
この結末に、読者の間では驚きの声が多く上がりました。
準優勝は木兎率いる梟谷高校
準優勝となったのは、木兎光太郎がエースを務める梟谷学園高校です。
梟谷はこれまでの試合でも強豪校として描かれており、準優勝という結果は納得の内容だったと言えるでしょう。
木兎の高い決定力と、仲間との連携が光ったプレーが印象的でした。
ベスト4は鴎台高校と犬伏東高校
また、ベスト4には烏野を破った鴎台高校と、同じく強豪の井闥山学院を下した犬伏東高校が名を連ねています。
特に鴎台は、守備力に秀でたチームで、星海の存在が攻守において大きな役割を果たしていました。
一方の犬伏東も、作中での描写は少ないものの、実力派の学校としてその名を残しました。
優勝校である一林高校は、作中の中でも選手やプレー内容が描かれないまま栄冠を手にしたため、「なぜこの高校が?」と疑問を持つ声も多く聞かれました。
それでも、全く無名の学校が全国制覇を成し遂げるという展開は、「どの学校にも可能性がある」というテーマ性の表現として、非常に意味深く感じられます。
春高のトーナメント結果は、強豪校が順当に勝ち進む中での番狂わせやサプライズがあり、『ハイキュー!!』の魅力をさらに深める要素となりました。
最後まで結果が読めない展開こそが、春高編を名シーンだらけにした要因だと私は思います。
敗退後も描かれた!烏野メンバーのその後の進路まとめ
春高での敗退を経て、烏野のメンバーたちはそれぞれの未来に進んでいきます。
その後の描写には、読者の胸を熱くするようなエピソードが数多く詰まっており、「卒業後の彼ら」が持つリアルな人生の道筋が魅力です。
ここでは、主要メンバーの進路を中心に紹介します。
日向翔陽はブラジル修行後プロへ
まず、主人公・日向翔陽は、1年の準備期間を経てブラジルに単身で渡り、ビーチバレーで修行。
「ニンジャ・ショーヨー」として注目されるほどの活躍を見せ、帰国後はVリーグ1部・MSBYブラックジャッカルに入団します。
その後は日本代表にも選出され、さらにブラジルのクラブ・Asas Sao Pauloに所属するなど、世界レベルの選手へと成長を遂げます。
影山飛雄はVリーグから世界へ
一方で、影山飛雄は卒業後すぐにVリーグに進出し、若くして日本代表入り。
国内での活躍を経て、イタリアセリエAの強豪クラブ「Ali Roma」に所属するまでになります。
彼の精密なトス技術と冷静な判断力は、世界の舞台でも通用するレベルへと進化しました。
その他メンバーの進学・就職先一覧
そのほかのメンバーも、それぞれの道で奮闘しています。
- 月島蛍:Vリーグ2部・仙台フロッグスでプレーしつつ、博物館勤務。
- 山口忠:大学卒業後、家電メーカーへ就職。
- 西谷夕:旅人として世界を巡り、自由な人生を満喫。
- 田中龍之介:スポーツインストラクターを経て、清水潔子と結婚。
- 清水潔子:スポーツショップ店員として働き、田中と夫婦でVリーグを観戦。
他にも、菅原は小学校教諭、澤村は警察官、東峰はアパレルデザイナーなど、スポーツ以外の道でも彼らの個性が生きた進路が描かれています。
高校での経験を土台に、それぞれが自分の道を切り拓いていく姿は、読者にとっても深い共感と希望を与えてくれるものでした。
春高編がピーク?最終回が「ひどい」と言われる理由
『ハイキュー!!』の物語は春高編で大きな盛り上がりを迎えましたが、最終回に対しては一部読者から「ひどい」との声も上がっています。
それはなぜなのか、背景を読み解いてみましょう。
急展開で描かれたオリンピック編
春高の準々決勝で烏野が敗れた後、物語は一気に数年後へと飛びます。
そして、いきなり舞台は東京オリンピックに移り、日向や影山が日本代表として活躍する姿が描かれます。
この急展開の構成に、物語のテンポの速さについていけなかった読者も多かったようです。
高校生活の描写が少ないと不満の声も
特に多かったのが、「高校生活の続きをもっと見たかった」という声。
春高での敗北後、高校3年生として再び挑戦し全国3位となる描写はわずかに登場するものの、その試合内容や成長の過程がほとんど省略されていたため、不完全燃焼だと感じた人もいたようです。
また、卒業までの仲間との時間や別れの描写も少なめで、「一番見たかった場面が描かれていない」と不満を持つ読者の気持ちも理解できます。
とはいえ、一方で「テンポよく進んでいて良かった」「大人になった彼らを見られて嬉しい」という肯定的な意見も多数あります。
特に、日向と影山がプロとして世界を舞台に戦う描写は、彼らの夢の続きとして熱く胸に響いたという声も多く寄せられました。
このように、最終回が「ひどい」と言われる理由は、春高編の完成度が高かったがゆえの反動でもあり、読者それぞれの期待と想像が交差する終盤だったと言えるでしょう。
それでも感動!翔陽と影山の成長と再会
春高での激闘を終え、別々の道を歩んだ日向翔陽と影山飛雄。
しかし彼らの物語はそこで終わらず、再び同じコートに立つ運命の再会が描かれます。
Vリーグでの再戦「ブラックジャッカル vs アドラーズ」
その舞台はVリーグの頂上決戦、「ブラックジャッカル vs シュヴァイデンアドラーズ」です。
日向が所属するブラックジャッカルには、木兎光太郎や宮侑といった強者が集結。
一方、影山が所属するシュヴァイデンアドラーズには、牛島若利や星海光来、さらにはブラジル代表のロメロも在籍し、まさに夢の競演です。
高校時代のライバルたちが、今度は仲間として戦う姿に胸が熱くなります。
試合は拮抗しながら進み、1セット目はブラックジャッカル、2セット目はアドラーズが奪取。
互いの実力と成長をぶつけ合いながら、最終的にブラックジャッカルが3-1で勝利します。
試合のラスト、日向が囮となって木兎が決めるスパイクは、連携と信頼の象徴であり、感動的なフィナーレでした。
未来で迎えるオリンピック・世界戦の描写
その後、物語はさらに未来へと進みます。
舞台は東京オリンピックへ。
翔陽と影山はともに日本代表として選出され、今度は同じチームで世界の強豪と対峙します。
オリンピックでは、青葉城西の及川徹がアルゼンチン代表として登場するなど、かつてのライバルたちが新たな舞台で交錯します。
この再会と対決は、かつて高校バレーに夢を懸けた少年たちの、「その先の未来」を象徴するシーンでした。
そして物語の最後には、世界クラブ選手権でふたたび翔陽と影山が敵として向かい合う構図が描かれます。
彼らの成長と再会は、『ハイキュー!!』という作品のテーマである「挑戦と継続の物語」の真髄そのものでした。
ハイキュー 春高 結果の振り返りとまとめ
熱戦の末に見えた烏野の成長
『ハイキュー!!』の春高編は、単なる勝敗の物語ではなく、チームの成長と個々の覚醒を描く熱いエピソードの連続でした。
烏野高校は全国の強豪校と対等に渡り合いながら、準々決勝で惜しくも敗退という形で幕を閉じます。
しかし、その結果は決して後ろ向きなものではなく、彼らの真価が全国に知れ渡る証となりました。
椿原学園との初戦で落ち着いたスタートを切り、稲荷崎高校や音駒高校といった実力校に粘り勝ち。
そして、鴎台との死闘では、日向の限界を超えたパフォーマンスが見られた一方で、体調不良による無念の離脱というリアルな敗因が描かれました。
この試合展開は、勝負の厳しさとスポーツのリアリティを感じさせるもので、強く印象に残ります。
春高編が示す“敗北からの再起”というテーマ
春高編の本質は、「勝ったから偉い」「負けたからダメ」ではなく、敗北をどう受け止め、次に進むかにあります。
実際に日向はその悔しさを糧に、再び春高へ挑戦し全国3位の結果を残し、やがて世界へ羽ばたいていきます。
この流れは、“敗北=終わりではない”という前向きなメッセージそのものでした。
『ハイキュー!!』という作品は、スポーツを通して人が成長していく姿をリアルに描いています。
その中でも春高編は、物語のピークであると同時に、未来への伏線と希望に満ちたエピソードでした。
読後に残るのは、「また次も頑張ろう」という、前向きな気持ちだったのではないでしょうか。
この記事のまとめ
- 烏野高校は春高でベスト16の結果
- 激戦を制した優勝校は一林高校
- 春高後も描かれるキャラの進路に注目
- 最終回はオリンピック編へ急展開
- 日向と影山の再会&成長が胸熱