【ダンダダン】37話で地下に現れたモンゴリアンデスワームとは?鬼頭家の真の目的と考察

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人気急上昇中のオカルティック青春バトル漫画『ダンダダン』。

第36話・第37話では、ジジの家の地下で驚愕の存在「モンゴリアンデスワーム」が登場し、物語が一気に異次元バトルへと加速しました。

本記事では、「ダンダダン」第37話の核心を深掘りしつつ、鬼頭家の目的や謎の地下空間の正体を徹底考察していきます。

モモたちはこの異様な状況から脱出できるのか?気になるポイントを整理して見ていきましょう!

この記事を読むとわかること

  • モンゴリアンデスワームの正体と鬼頭家の信仰の関係
  • ジジの家に隠された異次元空間と封印の仕組み
  • 今後の展開を左右する登場人物たちの役割と予想
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モンゴリアンデスワームの正体と鬼頭家の目的とは?

第37話でついに姿を現した「モンゴリアンデスワーム」。

ジジの家の地下に広がる異次元空間での登場は、読者に大きな衝撃を与えました。

ここでは、鬼頭家が何世代にもわたって供物を捧げ続けた理由と、このUMAの正体について掘り下げます。

供物として捧げられるモモたちと200年続く信仰

鬼頭家のババアが語った言葉により、「供物を捧げることで火山噴火を防いできた」という風習の存在が明らかになります。

これはただの迷信ではなく、ジジの家の地下に潜むモンゴリアンデスワームという実体ある脅威への対応だったのです。

このUMAは単なる巨大ミミズではなく、周囲の空間を変質させるほどの力を持ち、まさに“神”としての要素を備えています。

鬼頭家がこの存在を畏れ、「くらがり」と呼び、信仰を続けてきたのも頷けます。

ジジの家が建つ場所が持つ異常な背景とは

ジジの家は、かつての供物を捧げる祭壇跡地の上に建てられたものと推察されます。

そのため、家の地下には異界のような空間が広がり、通常の物理法則が通じない環境になっていたのです。

部屋に貼られたお札や、モモが落下したことで剥がれた壁の向こうに広がる世界は、完全に別次元でした。

このことから、鬼頭家は家そのものを封印装置として利用していた可能性が高く、住居の形を取りながらも本質は供物の受け渡し装置だったと考えられます。

ジジが家賃免除の恩を受けていた背景には、彼自身がすでに「選ばれし生贄候補」だったという重い事実が隠れていたのかもしれません。

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鬼頭家最強のババアの強さと超能力の関係

第36話・37話で読者の度肝を抜いたのが、鬼頭家最強のババアの圧倒的な戦闘力です。

モモの超能力攻撃を瞬時に見切り、近接戦で圧倒するその姿からは、ただの常人ではないことがうかがえます。

ここでは彼女の能力と、超能力との関連性について詳しく掘り下げます。

モモと互角以上!?不可視攻撃への対応力

特に注目すべきは、モモが背後から放ったテレビを視認すらせずに回避したシーンです。

常人であればまず対応できない攻撃に対し、反射的に反応していることから、予知能力や霊感による感知能力を備えている可能性があります。

また、壁を破壊するほどの蹴りとパンチを繰り出しており、これは単なる武道の達人という次元ではありません。

身体強化型の霊的能力や、妖怪との融合による特殊体質も考えられるでしょう。

鬼頭家が持つ超能力の可能性を考察

鬼頭家には、モモと同じく霊的な力を扱える血筋が代々受け継がれているのではないかと考えられます。

ババアが持つ異常な力や、宗教的な儀式への深い関与、さらには札や供物といった要素は、強い霊能集団の存在を示唆します。

この力が「くらがり」=モンゴリアンデスワームとの接触や制御に使われているとすれば、鬼頭家は人柱の管理者であると同時に、怪異の封印者でもあったのかもしれません。

彼女の力の出どころが鬼頭家独自の術式や信仰に由来するものであれば、今後、モモたちの戦いに大きなヒントを与える存在になる可能性があります。

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流砂に沈む床下世界と異次元空間の構造

第37話では、モモたちが足を踏み入れた小部屋の床が突然流砂と化し、一同は地下深くへと引きずり込まれました。

この描写は「ダンダダン」ならではのオカルティックな世界観を際立たせ、読者に異次元的な恐怖を感じさせます。

ここでは、床下に広がる空間の構造とその意味、そしてそれを生み出す力について深掘りします。

異世界のような家々と落下のトリック

モモやオカルン、ジジが落下した地下空間には、なぜか多数の家屋が存在していました

これは単なる地形の崩落では説明できず、異次元に近い領域、あるいは「精神世界」とも言える空間である可能性が浮かび上がります。

この空間は物理法則を無視して構築されており、現実と非現実の境界が曖昧です。

ジジが屋根の縁に掴まっている描写や、空間自体がどこまでも続いているように見える点から、“くらがり”が作り出した幻影的空間である可能性が高いと考えられます。

流砂とお札の関係から見える「封印」の役割

モモたちが落下したきっかけは、お札だらけの小部屋にモモが突っ込んだことにあります。

この札が剥がれたことで床が崩れ、異次元への“扉”が開いたのだとすれば、札は封印結界の役割を担っていたのでしょう。

また、ターボババアが札のある部屋に入った瞬間に無力化されたことも、この札が怪異の力を抑える効果を持っていることを裏付けています。

この構造から、モンゴリアンデスワーム=くらがりは、空間を自在に改変する能力を持ち、それを制御・封印するために古来より術が用いられていたと考えるのが自然です。

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ジジの過去と火山信仰のつながりを探る

ジジが引っ越してきた土地には、火山と大蛇にまつわる古い信仰が根付いていました。

この火山信仰と鬼頭家の行動、そしてジジの家族の背景には、深く根ざした因習が存在しています。

ここではその歴史的背景と、ジジが無意識に巻き込まれていた運命について探ります。

大蛇信仰の背景にある村の因習

鬼頭家が語るには、火山が噴火するのは「大蛇の空腹」が原因とされていました。

この言い伝えに基づき、村人たちは子どもを供物として捧げることで災害を防いできたとされます。

現代的な視点から見れば、これは非科学的な迷信と受け取られがちですが、ダンダダンの世界では信仰が実在する脅威と結びついている点が重要です。

鬼頭家のような地主階級が神主と組んで信仰を統制していたことも、村全体がこの因習に支配されていた実態を物語っています。

鬼頭家とジジの家族の因縁とは

ジジの家は、鬼頭家から無償で借り受けているという立場にあります。

両親が入院している間、家賃免除の恩を受けていたという設定からも、鬼頭家に対して頭が上がらない状態にありました。

しかしこれは善意ではなく、供物としての役割を果たすための布石であった可能性が極めて高いです。

つまり、ジジはすでに生贄の候補者として「選ばれた存在」であり、家族ぐるみで鬼頭家の管理下にあったとも考えられます。

この構造は、無意識のうちに因習に組み込まれた人間が、いかにして逃れられない運命に巻き込まれていくかを描いた、現代の因縁譚ともいえるでしょう。

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【ダンダダン】36話・37話から分かる今後の展開予想

36話・37話では、地下空間の崩壊、謎のモンスター「モンゴリアンデスワーム」の出現、そして鬼頭家との激突と、物語が一気にクライマックスへと進展しました。

ここでは、これらの出来事をもとに、今後どのような展開が待ち受けているのかを予測していきます。

果たして、モモたちはこの危機を乗り越えられるのでしょうか?

ターボババアの復活とモモたちの脱出ルート

札の影響で無力化されていたターボババアは、今後の展開において戦局を左右するキーパーソンとなる可能性が高いです。

札の結界が破れたことにより、力を取り戻しつつある様子も描かれており、彼女が再び動き出せば、モモたちの脱出の鍵になるでしょう。

また、地下空間にはまだ探索されていないルートが多数存在するため、新たな仲間や異形の存在との邂逅も期待されます。

モンゴリアンデスワームとの決戦はあるのか

巨大すぎて全貌すら見えないモンゴリアンデスワームは、今後本格的なバトルに突入する可能性が高いです。

鬼頭家はモモたちを「供物」として差し出そうとしていますが、オカルンやモモの反撃によって、直接対決の流れに進むでしょう。

ただし、物理的な戦いだけでなく、精神的な世界での戦い、すなわち幻覚・記憶の干渉なども展開される可能性があります。

UMAと妖怪が混在するこの作品ならではのアプローチで、ただのバトル展開にとどまらない心理的ホラー要素も期待されます。

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ダンダダン第37話の考察とモンゴリアンデスワームまとめ

第37話では、「ダンダダン」という作品の持つオカルティックな魅力とバトル要素、そして濃密な人間ドラマが交錯し、読者を圧倒しました。

その中心に位置するのが、地下に潜む巨大UMA・モンゴリアンデスワームの存在です。

本項では、これまでの描写をふまえたまとめと、作品に込められたテーマについて触れていきます。

モンゴリアンデスワームは単なる怪物ではなく、鬼頭家が200年以上も信仰の対象として捧げてきた存在です。

それはすなわち、畏れと共存しながら封印を維持してきた人間の負の歴史でもあります。

供物文化、封印の呪術、異界と現世の融合といったテーマは、まさに現代に蘇る民間伝承とも言えるでしょう。

また、鬼頭家最強のババアやターボババアといった“老い”を象徴するキャラクターが戦力の中心にいることも注目です。

これは単なるギャグではなく、「知恵・因習・信仰」の継承と断絶という深いテーマに繋がっています。

今後、モモやジジたちがどう過去と向き合い、くらがりの正体に迫っていくのか。

「逃げるのか、それとも対峙するのか」という選択こそが、本作の核となる問いであり、今後の展開に大きな影響を与えることでしょう。

37話までの展開は、その後に続く怒涛の展開の“序章”に過ぎません。

「ダンダダン」の世界は、さらに深く、さらに異形へと進んでいきます。

この記事のまとめ

  • ジジの家の地下に異次元空間が存在
  • 鬼頭家は200年以上UMAに供物を捧げてきた
  • モンゴリアンデスワーム=「くらがり」が出現
  • 鬼頭家のババアは超能力者の可能性あり
  • 床下世界と封印札の関係が描かれる
  • ジジは供物として選ばれていた疑惑が浮上
  • ターボババアの再起動が鍵となる展開に
  • 今後の脱出劇と決戦に注目が集まる!
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