鬼滅の刃 18巻ネタバレあらすじ・考察|猗窩座(狛治)の過去と炭治郎&義勇の決着を徹底解説

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『鬼滅の刃』18巻は、無限城編の激闘の中でも特に読者の心を揺さぶる展開が描かれた重要な巻です。

鬼滅の刃18巻では、炭治郎と冨岡義勇が上弦の参・猗窩座と死闘を繰り広げ、ついに因縁の戦いが決着します。また、猗窩座の人間時代「狛治」の悲しい過去が明かされ、多くの読者が涙した名シーンが描かれています。

この記事では、鬼滅の刃18巻のネタバレあらすじをわかりやすく解説するとともに、猗窩座の過去や炭治郎の覚醒、カナヲと伊之助の戦いなど重要ポイントを詳しく考察します。

この記事を読むとわかること

  • 鬼滅の刃18巻のネタバレあらすじと猗窩座戦の結末!
  • 猗窩座(狛治)の悲しい過去と恋雪との物語
  • 炭治郎の覚醒や童磨戦の見どころ・重要ポイント
  1. 鬼滅の刃18巻のネタバレあらすじ|猗窩座との戦いの決着と童磨戦の開幕
    1. 炭治郎と冨岡義勇が上弦の参・猗窩座と激突
    2. 炭治郎が「透き通る世界」に到達し猗窩座の首を斬る
    3. 猗窩座は再生を拒み自ら滅びを選ぶ
    4. カナヲと伊之助が上弦の弐・童磨と対峙する
  2. 鬼滅の刃18巻の最大の見どころ|猗窩座(狛治)の悲しい過去
    1. 猗窩座の人間時代の名前は狛治(はくじ)
    2. 病気の父を救うため盗みを繰り返していた少年時代
    3. 道場の師範と娘・恋雪との出会い
    4. 毒殺事件によってすべてを失い鬼へ堕ちる
  3. 鬼滅の刃18巻で描かれる恋雪との物語
    1. 狛治が守ろうとした大切な存在・恋雪
    2. 恋雪の死が狛治の人生を大きく変えた理由
    3. 猗窩座の技に残された恋雪への想い
  4. 鬼滅の刃18巻で覚醒する炭治郎と冨岡義勇の共闘
    1. 炭治郎が到達した「透き通る世界」とは
    2. ヒノカミ神楽と父の記憶が導いた覚醒
    3. 冨岡義勇が見せた柱としての覚悟
  5. 鬼滅の刃18巻で始まる童磨戦|カナヲと伊之助の因縁
    1. 胡蝶しのぶの仇・童磨との対決
    2. 感情を取り戻したカナヲの怒り
    3. 伊之助の母と童磨の衝撃の関係
  6. 鬼滅の刃18巻の考察|鬼と人間の本質が描かれる物語
    1. 鬼を生み出すのは人間の絶望と弱さ
    2. 鬼舞辻無惨の支配と鬼たちの悲劇
    3. 絆や想いが鬼を超える力になる理由
  7. 鬼滅の刃18巻ネタバレあらすじと考察まとめ
    1. 猗窩座の過去が示す鬼滅の刃のテーマ
    2. 炭治郎たちの成長と無限城編の重要な転換点
    3. 18巻がシリーズ屈指の感動巻と言われる理由

鬼滅の刃18巻のネタバレあらすじ|猗窩座との戦いの決着と童磨戦の開幕

『鬼滅の刃』18巻では、無限城編の激しい戦いがさらに加速し、物語の大きな転換点となる出来事が描かれます。

特に注目されるのは、炭治郎と冨岡義勇による上弦の参・猗窩座との死闘の決着です。

さらに物語の裏では、栗花落カナヲと嘴平伊之助が上弦の弐・童磨と対峙し、新たな因縁の戦いが始まります。

炭治郎と冨岡義勇が上弦の参・猗窩座と激突

無限城の中で、炭治郎と水柱・冨岡義勇は上弦の参・猗窩座と激しい戦いを繰り広げます。

猗窩座は相手の闘気を読み取り攻撃を先読みする能力を持つ非常に強力な鬼であり、柱である義勇でさえ簡単には太刀打ちできません。

しかし、炭治郎は父の記憶やこれまでの戦いの経験を思い出しながら、徐々に猗窩座の攻撃を見切るようになります。

猗窩座は「強者こそが正義」という信念を持ち、炭治郎や義勇を鬼に勧誘しながら戦います。

それでも二人は決して屈せず、互いを支え合いながら連携して猗窩座へ立ち向かいます。

この共闘は、鬼殺隊の仲間同士の絆の強さを象徴する戦いとなりました。

炭治郎が「透き通る世界」に到達し猗窩座の首を斬る

戦いの中で炭治郎は、これまで感じたことのない境地へと到達します。

それが「透き通る世界」と呼ばれる状態です。

この境地では、相手の体の動きや筋肉の動き、血流までも感じ取ることができるため、攻撃の動きを完全に見切ることが可能になります。

猗窩座は闘気を感知して戦う鬼ですが、炭治郎は闘気を消す戦い方を身につけることで、その能力を無効化します。

その結果、猗窩座は炭治郎の動きを予測できなくなり、大きな隙が生まれました。

そして炭治郎はその一瞬を逃さず、ついに猗窩座の頸を斬ることに成功します。

猗窩座は再生を拒み自ら滅びを選ぶ

通常、鬼は首を斬られても再生することがあります。

猗窩座もまた強大な鬼であり、首を斬られても再生しようとします。

しかしその瞬間、彼の脳裏に人間だった頃の記憶が蘇ります。

猗窩座の人間時代の名前は狛治(はくじ)でした。

大切な人を守れなかった悲しい過去を思い出した彼は、自分が鬼として生き続けることを拒みます。

そして最後には自ら再生を止め、静かに消滅する道を選んだのです。

この場面は『鬼滅の刃』の中でも非常に感動的なシーンであり、多くの読者の涙を誘いました。

猗窩座は鬼でありながら、最後の最後で人間としての心を取り戻したと言えるでしょう。

このエピソードは、鬼滅の刃が描く「鬼と人間の境界」を象徴する重要な場面でもあります。

カナヲと伊之助が上弦の弐・童磨と対峙する

猗窩座との戦いが進む一方で、無限城の別の場所では新たな戦いが始まっていました。

それが栗花落カナヲと上弦の弐・童磨の対決です。

童磨は蟲柱・胡蝶しのぶを殺した張本人であり、カナヲにとっては絶対に許せない相手でした。

カナヲはこれまで感情を抑えて生きてきましたが、この戦いではしのぶの仇を討つという強い怒りを見せます。

しかし、童磨は上弦の鬼の中でも特に強力であり、カナヲは苦戦を強いられます。

その窮地に現れたのが、仲間の嘴平伊之助でした。

伊之助が参戦したことで戦いは新たな展開を迎えます。

さらに童磨との会話の中で、伊之助自身の過去や母親との関係にも関わる驚きの事実が明らかになっていきます。

こうして18巻では、猗窩座戦の決着と同時に童磨との因縁の戦いが本格的に幕を開けるのです。

鬼滅の刃18巻の最大の見どころ|猗窩座(狛治)の悲しい過去

『鬼滅の刃』18巻の中でも、多くの読者の心を強く揺さぶったのが猗窩座の過去です。

これまで圧倒的な強さを誇る鬼として描かれてきた猗窩座ですが、その正体は悲しい人生を歩んできた一人の人間でした。

18巻では、猗窩座が鬼になる前の「狛治」という人物の人生が明かされ、鬼滅の刃のテーマである鬼と人間の境界が深く描かれています。

猗窩座の人間時代の名前は狛治(はくじ)

上弦の参として恐れられていた猗窩座ですが、人間だった頃の名前は狛治(はくじ)でした。

彼は決して生まれながらの悪人ではなく、むしろ大切な人を守ろうとする優しい少年だったのです。

しかし、貧しい生活や理不尽な出来事によって、彼の人生は大きく狂っていきます。

猗窩座は強さだけを追い求める鬼として描かれてきましたが、その原点には守りたい人を守れなかった後悔がありました。

この背景を知ることで、彼の言動や価値観がまったく違った意味を持つようになります。

18巻は、そんな猗窩座というキャラクターの本質を知る重要なエピソードとなっています。

病気の父を救うため盗みを繰り返していた少年時代

狛治の幼少期は非常に過酷なものでした。

彼は病気の父親の薬代を稼ぐために盗みを繰り返していたのです。

まだ子どもでありながら、家族を守るために必死に生きていました。

しかし、その行為は周囲から犯罪として扱われ、狛治は何度も捕まってしまいます。

父親はそんな息子を心配し、「真っ当に生きてほしい」と願っていました。

そしてある日、父親は息子の将来を思い自ら命を絶ってしまうのです。

この出来事は、狛治の人生を大きく変える悲劇でした。

自分のせいで父が死んだという罪悪感が、彼の心に深い傷を残します。

この絶望が、後の猗窩座の人生に大きな影響を与えることになります。

道場の師範と娘・恋雪との出会い

父を失い絶望していた狛治を救ったのが、武術道場の師範でした。

師範は狛治の強さと心の優しさを見抜き、道場に迎え入れます。

そこで狛治は、師範の娘である恋雪(こゆき)と出会いました。

恋雪は病弱な少女で、長い間病に苦しんでいました。

狛治は彼女の看病を献身的に続け、やがて二人の間には深い信頼と愛情が生まれます。

そして恋雪の体調が回復した頃、二人は将来を共にすることを誓い合うのでした。

狛治にとってこの時期は、人生で初めて幸せを感じた時間だったと言えるでしょう。

大切な人と穏やかな未来を築くという、誰にとっても当たり前の願いをようやく手に入れたのです。

しかし、その幸せは長く続きませんでした。

毒殺事件によってすべてを失い鬼へ堕ちる

狛治が手に入れた幸せは、あまりにも残酷な形で奪われてしまいます。

道場の土地を狙っていた別の剣術道場の人間たちが、井戸に毒を入れるという卑劣な行為を行いました。

その結果、師範と恋雪は毒によって命を落としてしまうのです。

愛する人たちを再び守れなかったことにより、狛治は深い絶望と怒りに飲み込まれます。

そして彼は怒りのままに、敵対していた道場の人間たちを素手で次々と殺してしまうのでした。

その数は67人とも言われています。

この凄惨な事件の後、狛治の前に現れたのが鬼舞辻無惨でした。

無惨は狛治の強さと狂気に目をつけ、彼を鬼へと変えます。

こうして狛治は上弦の参・猗窩座として生きることになるのです。

鬼滅の刃18巻で描かれる恋雪との物語

猗窩座の過去を語るうえで欠かせない存在が、狛治の婚約者である恋雪です。

彼女は狛治が初めて守りたいと思った大切な人であり、彼の人生に大きな影響を与えた人物でした。

18巻では、この恋雪との関係が猗窩座という鬼の本質を理解する重要な鍵として描かれています。

狛治が守ろうとした大切な存在・恋雪

恋雪は、武術道場の師範の娘であり、長い間病気に苦しんでいました。

狛治は道場に引き取られてから、彼女の看病を献身的に続けます。

その姿には誰かを守りたいという強い優しさが表れていました。

やがて恋雪の体調は少しずつ回復していき、二人は互いに心を通わせていきます。

そして恋雪は狛治に対し、「ずっと一緒にいてほしい」という思いを伝えます。

狛治もまた、彼女を「一生守る」と誓い、二人は将来を約束しました。

この時期は、狛治にとって人生で最も穏やかで幸せな時間だったと言えるでしょう。

父を失い絶望していた彼にとって、恋雪は生きる意味そのものでした。

しかし、この幸せは残酷な事件によって奪われてしまいます。

恋雪の死が狛治の人生を大きく変えた理由

狛治の運命を大きく変えたのが、道場の井戸に毒が入れられた事件です。

道場の土地を狙っていた別の道場の人間たちが、卑劣な方法で狛治たちを排除しようとしました。

その結果、恋雪と師範は毒によって命を落としてしまうのです。

狛治は再び、守りたい人を守れませんでした。

父を失ったときと同じように、またしても大切な存在を失ったことで、彼の心は完全に壊れてしまいます。

この出来事が、彼を怒りと絶望の塊へと変えてしまったのです。

その後、狛治は復讐のために敵対する道場へ向かい、そこにいた人間たちを次々と殺してしまいます。

この事件がきっかけとなり、彼は鬼舞辻無惨に目を付けられ鬼へと変えられました。

つまり、猗窩座が生まれた原因は恋雪を守れなかった後悔と絶望だったのです。

猗窩座の技に残された恋雪への想い

鬼となった猗窩座は、人間だった頃の記憶をほとんど失っていました。

しかし、それでも彼の心の奥底には恋雪への想いが残っていました。

その証拠が、猗窩座の戦闘技に現れています。

  • 術式展開の陣が雪の結晶の形になっている
  • 技の名前が花火に関係する名前になっている

これらはすべて、恋雪との思い出に関係しているものです。

記憶を失ってもなお、彼の魂の奥には恋雪を守りたいという気持ちが残り続けていました。

また猗窩座が女性を決して食べなかったという設定も、この恋雪への想いと深く関係しています。

鬼となってもなお、人としての心が完全には消えていなかったのです。

こうした背景を知ることで、猗窩座というキャラクターの悲しさと深さがより強く伝わってきます。

鬼滅の刃18巻で覚醒する炭治郎と冨岡義勇の共闘

『鬼滅の刃』18巻では、猗窩座との戦いを通して炭治郎と冨岡義勇の大きな成長が描かれます。

特に注目すべきなのは、炭治郎が新たな境地「透き通る世界」に到達したことです。

さらに義勇も柱としての覚悟を見せ、二人の共闘は鬼殺隊の強さを象徴する戦いとなりました。

炭治郎が到達した「透き通る世界」とは

猗窩座との戦いの中で、炭治郎は極限状態に追い込まれます。

そのとき彼が到達したのが「透き通る世界」と呼ばれる特別な境地です。

この状態では、相手の筋肉の動きや血流、呼吸のリズムまで見えるようになります。

つまり、相手が次にどんな動きをするのかを事前に読み取ることができるのです。

これは鬼殺隊の剣士でも到達できる者が限られている、非常に高度な戦闘領域とされています。

炭治郎はこの能力によって、猗窩座の猛攻を見切ることができるようになりました。

特に重要だったのは、炭治郎が闘気を消す戦い方を身につけたことです。

猗窩座は相手の闘気を感知して攻撃を予測する鬼ですが、炭治郎は闘気を感じさせないことでその能力を無効化しました。

この戦い方が、猗窩座を追い詰める大きな要因となります。

ヒノカミ神楽と父の記憶が導いた覚醒

炭治郎が透き通る世界へ到達できたのは、単なる偶然ではありません。

そこには竈門家に代々受け継がれてきたヒノカミ神楽の存在がありました。

幼い頃に父から見せてもらった舞と呼吸が、炭治郎の戦い方の基盤となっていたのです。

炭治郎の父・炭十郎は非常に穏やかな人物でしたが、常に澄んだ心を持っていました。

その姿は、まさに闘気を消す状態に近いものだったと考えられます。

炭治郎は父の姿を思い出すことで、その境地へと近づいていきました。

このエピソードは、鬼滅の刃のテーマである「想いの継承」を象徴しています。

人の命は有限ですが、技や意思は次の世代へと受け継がれていきます。

炭治郎の覚醒は、まさにその象徴と言える出来事でした。

冨岡義勇が見せた柱としての覚悟

猗窩座との戦いでは、冨岡義勇の活躍も非常に重要でした。

彼は炭治郎と共に戦いながら、柱として仲間を守る覚悟を見せます。

これまで義勇はどこか孤独な存在でしたが、この戦いでは仲間との絆が強く描かれました。

義勇はかつて姉や親友の錆兎に守られて生きてきた過去があります。

そのため、自分は柱にふさわしくないと感じ続けていました。

しかし猗窩座との戦いでは、炭治郎を守るために命を懸けて前に立つ姿を見せます。

この行動は、義勇が「守られる者」から「守る者」へ成長したことを示していました。

炭治郎と義勇が互いに支え合うことで、上弦の鬼に対抗できたのです。

この共闘は、鬼殺隊の絆の強さを象徴する名シーンとなりました。

鬼滅の刃18巻で始まる童磨戦|カナヲと伊之助の因縁

『鬼滅の刃』18巻では、猗窩座との戦いの裏で新たな戦いが始まります。

それが上弦の弐・童磨と栗花落カナヲ、嘴平伊之助の戦いです。

この戦いは単なる鬼との戦闘ではなく、それぞれの過去や因縁が交差する重要な戦いとして描かれています。

胡蝶しのぶの仇・童磨との対決

童磨は上弦の弐に位置する非常に強力な鬼であり、冷酷で異常な思想を持つ人物です。

そして彼は、蟲柱・胡蝶しのぶを殺した張本人でもあります。

そのため、しのぶの継子である栗花落カナヲにとっては、絶対に倒さなければならない相手でした。

童磨は常に笑顔を浮かべながら人の命を奪う、非常に不気味な鬼です。

彼は人間の感情を理解できず、悲しみや怒りといった感情を軽く扱う性格をしています。

その姿は、鬼滅の刃の中でも特に異質な存在として描かれています。

カナヲはしのぶの仇を討つため、強い決意を持って童磨へ挑みます。

この戦いは、彼女にとって大きな意味を持つ戦いでした。

なぜなら、それは師の想いを受け継ぐ戦いでもあったからです。

感情を取り戻したカナヲの怒り

カナヲは幼い頃、過酷な環境で育ったため自分の感情を表に出すことができませんでした。

そのため、何かを決めるときはコイントスに頼る生活をしていたのです。

しかし炭治郎や蝶屋敷の仲間たちと過ごす中で、少しずつ感情を取り戻していきました。

そして童磨との戦いでは、これまで見せたことのない感情を表に出します。

それはしのぶを殺された怒りでした。

カナヲは静かな表情のまま、童磨に対して強い軽蔑の言葉を投げかけます。

この場面は、カナヲの成長を象徴する重要なシーンです。

かつては感情を失っていた少女が、仲間との出会いによって人間らしい心を取り戻しました。

そして今、その感情が鬼に立ち向かう力となっているのです。

伊之助の母と童磨の衝撃の関係

カナヲが童磨と戦う中で、彼女の前に現れたのが嘴平伊之助でした。

伊之助は仲間を助けるため戦いに加わり、童磨と激しくぶつかります。

しかし戦いの中で、思いもよらない事実が明らかになります。

それは、童磨が伊之助の母を殺した鬼だったということです。

伊之助の母・琴葉(ことは)は、かつて童磨の信者として彼の元にいました。

しかし童磨の異常さに気づいたことで、命を狙われることになります。

琴葉は幼い伊之助を守るため、崖から川へと落とし彼を逃がしました。

その後、彼女は童磨によって殺されてしまいます。

つまりこの戦いは、伊之助にとって母の仇を討つ戦いでもあったのです。

普段は自分勝手に見える伊之助ですが、この戦いでは仲間や家族のために怒りを燃やします。

カナヲと伊之助、それぞれの因縁が交差することで、童磨との戦いはさらに激しさを増していきます。

こうして18巻では、童磨戦という新たな大きな戦いの幕が上がることになるのです。

鬼滅の刃18巻の考察|鬼と人間の本質が描かれる物語

『鬼滅の刃』18巻は、激しい戦いだけでなく作品のテーマそのものに深く迫る内容になっています。

特に猗窩座の過去や炭治郎たちの戦いを通して、鬼とは何か、人間とは何かという根本的な問いが描かれています。

この巻では、鬼と人間を単純な善悪で分けられない複雑な関係が浮き彫りになりました。

鬼を生み出すのは人間の絶望と弱さ

鬼滅の刃の世界では、鬼は鬼舞辻無惨によって生み出されます。

しかし、鬼になる人間の多くは深い絶望や苦しみを抱えている場合がほとんどです。

猗窩座もその典型的な例でした。

人間だった頃の狛治は、父や恋雪を守ろうと必死に生きていました。

しかし、理不尽な出来事によってすべてを失い、強い怒りと絶望に支配されてしまいます。

その結果、彼は鬼へと変わる道を選ぶことになったのです。

このように鬼滅の刃では、鬼を単なる悪として描いていません。

むしろ鬼の多くは、人間社会の悲劇や弱さから生まれた存在として描かれています。

それが、この作品の物語に深みを与えている大きな要素と言えるでしょう。

鬼舞辻無惨の支配と鬼たちの悲劇

鬼の始祖である鬼舞辻無惨は、圧倒的な力で鬼たちを支配しています。

彼は恐怖によって鬼を従わせ、少しでも逆らえば容赦なく殺してしまいます。

そのため鬼たちは自由を持たない存在として生きることになります。

猗窩座もまた、長い間無惨の支配下で戦い続けてきました。

しかし炭治郎との戦いの中で、彼は人間だった頃の記憶を思い出します。

そして最終的に自ら再生を拒んで滅びを選びました

この選択は、鬼でありながら自分の意思を取り戻した瞬間だったと言えるでしょう。

猗窩座は最後の最後で、人としての心を取り戻したのです。

このシーンは鬼滅の刃の中でも非常に象徴的な場面となっています。

絆や想いが鬼を超える力になる理由

鬼滅の刃の物語では、何度も「絆」というテーマが描かれてきました。

人間は鬼のような強大な力を持っていませんが、仲間との絆や受け継がれる想いを武器に戦っています。

炭治郎の戦い方も、その象徴と言えるでしょう。

炭治郎は家族の想いや父の教え、そして仲間との経験によって強くなってきました。

その積み重ねが、猗窩座との戦いでの透き通る世界の覚醒につながります。

つまり彼の強さは、一人で得たものではないのです。

また猗窩座自身も、最後に恋雪との記憶を思い出しました。

それは人と人の絆がどれほど強いものかを示しています。

このように18巻では、鬼滅の刃の核心である「想いの力」が強く描かれているのです。

鬼滅の刃18巻ネタバレあらすじと考察まとめ

『鬼滅の刃』18巻は、無限城編の中でも特に重要な出来事が描かれた巻です。

炭治郎と冨岡義勇による猗窩座との激闘、そしてカナヲと伊之助による童磨との戦いの始まりなど、物語の大きな転換点となる展開が詰め込まれています。

さらに猗窩座の過去が明かされたことで、『鬼滅の刃』のテーマがより深く描かれた巻でもありました。

猗窩座の過去が示す鬼滅の刃のテーマ

18巻で最も印象的だったのは、猗窩座の人間時代「狛治」の物語です。

彼は決して最初から悪人だったわけではなく、大切な人を守りたいと願う普通の青年でした。

しかし理不尽な出来事によってすべてを失い、その絶望が鬼へと変えてしまいます。

このエピソードは、鬼滅の刃が単なる勧善懲悪の物語ではないことを示しています。

鬼の多くは、人間だった頃の悲しい過去を持っています。

そのため鬼滅の刃では、敵である鬼にも人間らしい物語が描かれているのです。

猗窩座が最後に恋雪の記憶を思い出し、自ら消滅を選んだ場面は、人間としての心を取り戻した瞬間と言えるでしょう。

このシーンは、多くの読者の涙を誘った名場面として語り継がれています。

炭治郎たちの成長と無限城編の重要な転換点

18巻では炭治郎や義勇の成長も大きく描かれています。

特に炭治郎は透き通る世界という新たな境地に到達しました。

これは鬼殺隊の剣士の中でも限られた者しか到達できない高度な戦闘能力です。

この覚醒によって、炭治郎は上弦の鬼である猗窩座を追い詰めることができました。

また冨岡義勇も、仲間を守る柱として真の覚悟を見せています。

二人の共闘は、鬼殺隊の絆の強さを象徴する名シーンとなりました。

さらにこの巻では、カナヲと伊之助による童磨との因縁の戦いも本格的に始まります。

この戦いは無限城編の中でも重要な戦闘の一つであり、物語はさらに緊張感を増していきます。

18巻がシリーズ屈指の感動巻と言われる理由

『鬼滅の刃』18巻が多くの読者に「神巻」と言われる理由は、戦闘とドラマが見事に融合している点にあります。

炭治郎と猗窩座の戦いは迫力あるバトルでありながら、同時に人間ドラマとしても強く心に残る内容でした。

猗窩座の悲しい過去、恋雪との物語、そして最後の救いのシーンは、鬼滅の刃の中でも屈指の感動シーンと言えるでしょう。

またカナヲや伊之助の成長も描かれ、物語のキャラクターたちが大きく前進する巻でもありました。

そのため18巻は、無限城編の中でも特に評価の高い巻として多くのファンに支持されています。

激しい戦いと深い人間ドラマが同時に描かれたことで、鬼滅の刃の魅力が凝縮された一冊になっていると言えるでしょう。

この記事のまとめ

  • 鬼滅の刃18巻は猗窩座との激闘が決着する重要巻!
  • 炭治郎が「透き通る世界」に到達し成長を見せる
  • 猗窩座の人間時代・狛治の悲しい過去が明らかに
  • 恋雪との物語が猗窩座の行動の原点!
  • カナヲと伊之助が童磨との因縁の戦いへ突入
  • 鬼滅の刃のテーマ「人間と鬼の本質」が描かれる
  • 無限城編の物語が大きく動く重要な一冊!
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