人気アニメ『呪術廻戦』を原作とした対戦アクションゲーム『戦華双乱』がPS5に登場し、話題を集めています。
本作では原作キャラクターたちの呪術バトルをリアルに体感でき、ファンにはたまらない演出が満載です。
この記事では『呪術廻戦 戦華双乱』のPS5版を実際にプレイした上で、魅力や気になる点、どんな人におすすめかを徹底解説します。
- 『呪術廻戦 戦華双乱』PS5版の魅力や遊び方
- 登場キャラやストーリーの再現度と育成要素
- 購入前に知っておきたい注意点やおすすめ層
『呪術廻戦 戦華双乱』PS5版の魅力は?結論:原作再現度×爽快アクションでファン歓喜!
『呪術廻戦 戦華双乱』は、アニメファンの期待を裏切らない完成度で、PS5ならではのグラフィックと操作性を活かした爽快なバトルが魅力の作品です。
2vs2のチーム戦による共闘アクションが本作の大きな特徴で、原作のバトルシーンを体感できる点が高評価を集めています。
特に原作アニメを追体験できるストーリーモードや、簡単な操作でド派手な演出が楽しめる点は、ゲーム初心者にもおすすめです。
原作アニメの名場面を忠実に再現したストーリーモード
本作には、アニメ『呪術廻戦』のストーリーを追体験できるモードが搭載されています。
虎杖悠仁や伏黒恵、釘崎野薔薇など、おなじみのキャラクターを操作しながら、名シーンをゲームならではの演出で再現しています。
ファンにとっては「自分で物語を体験できる」ことが大きな魅力であり、世界観への没入感を高めてくれます。
シンプル操作×ド派手演出で初心者でも楽しめる
操作は比較的シンプルで、ボタンを組み合わせるだけで多彩な技が出せる仕様となっており、アクションゲームに不慣れな人でも直感的に楽しめる点がポイントです。
また、キャラクターごとの必殺技や領域展開の演出は、まさにアニメさながら。
プレイヤー自身が作品の世界に入り込んだような感覚を味わえるのが、他のキャラゲーにはない強みと言えます。
2vs2の共闘バトルで仲間との連携がカギ
本作最大の特徴は、2対2の「呪術連携アクションバトル」です。
プレイヤーはパートナーと共に戦うことで、「共連撃」や「連携必殺技」などの協力技を繰り出すことができ、仲間との連携こそが勝利の鍵となります。
1人でプレイしてもCPUが優秀に動いてくれるため安心ですが、友人との協力プレイでは盛り上がること間違いなしのアクション性です。
ストーリーモードの内容と評価|ファン向けだけどボリュームには注意
『呪術廻戦 戦華双乱』のストーリーモードは、アニメのエピソードを忠実に追体験できる内容になっており、ファンにとっては嬉しい作りです。
しかし、ボリュームや演出面にはやや不満が残る部分もあり、期待値によって評価が分かれる可能性があります。
特にアニメをしっかり見ている層ほど、「もっと見せてほしい」と感じる構成になっています。
『京都姉妹校交流会』までの内容を収録
ストーリーは、アニメ第1期をベースに構成されており、『京都姉妹校交流会編』までを収録しています。
虎杖と東堂の名バトルや、五条悟の無量空処など、印象的なシーンが忠実に描かれているのが魅力です。
ただし、それ以降の人気エピソードは未収録で、続きが気になる人はDLCの購入が必要になります。
ムービー演出は少なめで、静止画+字幕が中心
ストーリー進行中の演出は、ムービーではなく静止画に字幕が表示される形式が中心となっています。
この点は好みが分かれる部分で、アニメのような臨場感を期待していると物足りなさを感じるかもしれません。
一方で、シンプルな演出ゆえにテンポよく進むため、ライト層にはちょうど良いと感じる可能性もあります。
DLCで『懐玉・玉折』『渋谷事変』もプレイ可能
ストーリーモードの物足りなさを補う手段として、DLC(ダウンロードコンテンツ)の活用があります。
DLCを購入すれば、『懐玉・玉折編』や『渋谷事変』といった話題のエピソードもプレイ可能になります。
この拡張性は評価できる一方で、追加課金が前提となる設計には賛否が分かれそうです。
登場キャラクターと使用感|推しキャラで戦える満足感
『呪術廻戦 戦華双乱』では、原作でおなじみのキャラクターが多数登場し、それぞれの個性を活かしたバトルが楽しめます。
推しキャラでプレイできる楽しさは、キャラゲーとして非常に大きな魅力です。
さらに、キャラクターごとにプレイスタイルが異なり、飽きずに遊べる工夫がされています。
虎杖悠仁、五条悟など人気キャラ27人以上が操作可能
本作では、総勢27人以上のキャラクターが使用可能です(DLC含む)。
虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇、五条悟など、原作ファンにはたまらないラインナップが揃っています。
それぞれのキャラに固有の呪術やスキルが設定されているため、使いこなす楽しさも味わえます。
劇場版キャラや渋谷事変のキャラも参戦
DLCを導入すれば、劇場版『呪術廻戦 0』の乙骨憂太や夏油傑も操作可能になります。
また、『渋谷事変』に登場するキャラクターたちも追加で登場し、より深く原作の世界を再現している点も魅力です。
アニメを追ってきたファンにとっては、夢のキャラ同士の組み合わせで共闘・対戦できる喜びがあります。
やり込み要素と成長システム|長く遊べる工夫もあり
『呪術廻戦 戦華双乱』は、ただのキャラゲーではなく、育成やカスタマイズ要素を備えたやり込み型アクションゲームとしても楽しめます。
キャラクターの成長要素や報酬コンテンツが充実しており、長く遊べる工夫が随所に凝らされている点も好印象です。
「好きなキャラを育てたい」「個性を活かした戦い方を追求したい」というプレイヤーにとって、非常に魅力的な仕様となっています。
キャラの育成で技・アビリティを強化
ゲームをプレイすることで、各キャラクターに経験値が蓄積され、レベルアップに応じて新たな技やアビリティが解放されます。
これにより、最初は扱いづらかったキャラも、育成次第で戦力として大きく成長させることが可能です。
どのキャラを優先して育てるかを考える戦略性も、本作のやり込み要素の一部と言えます。
ビジュアルやイラストを集めるコンテンツも充実
バトルを重ねることでポイントが貯まり、キャラクターのビジュアル変更や、イラスト・ギャラリーコンテンツと交換できます。
これにより、「バトルに勝つ」以外のモチベーションも生まれ、自分だけのコレクション要素としての楽しみ方も可能です。
推しキャラのイラストをコンプリートしたいというファン心理をくすぐる、粋な仕様と言えるでしょう。
残念ポイント|改善してほしい点も正直レビュー
『呪術廻戦 戦華双乱』は、全体的にクオリティが高く満足度の高い作品ですが、いくつかの点で惜しい部分もあります。
ファン目線でも気になるポイントを正直に挙げることで、購入前の判断材料として参考になるでしょう。
ここでは、特にユーザーから指摘が多い点を3つ紹介します。
ストーリーモードのボリューム不足
先述の通り、ストーリーモードは『京都姉妹校交流会編』までの収録にとどまっており、比較的短時間でクリア可能です。
テンポ良く進む反面、「もう終わり?」と感じる人も多く、物足りなさが残る仕様と言えるでしょう。
DLCでボリュームを補えるものの、本編のみで十分な満足感を得たいユーザーにとっては不満が残る可能性があります。
マッチングが難しいオンライン対戦
オンライン対戦モードも搭載されていますが、プレイヤー人口の少なさがネックとなっています。
特に発売から時間が経過した現在は、マッチングに時間がかかる、または全くマッチしないといった報告も見受けられます。
対戦をメインで楽しみたい人は、事前にプレイヤー状況を確認するのがおすすめです。
ゲーム進行が単調に感じることも
操作がシンプルなぶん、長時間プレイするとゲーム性の単調さが気になってきます。
「攻撃」「回避」「スキル」の繰り返しだけでは、アクションに深みを求めるプレイヤーには物足りないかもしれません。
連携や戦略要素がもっと増えれば、より多くの層に刺さる作品になったと感じます。
どんな人におすすめ?購入を迷っている人へ
『呪術廻戦 戦華双乱』は、すべてのゲーマーに向いているとは限りませんが、特定の層には強く刺さる内容になっています。
購入を検討している方は、自分がこのゲームの「ターゲット」に当てはまるかどうかを確認するとよいでしょう。
以下のような人には、特におすすめです。
原作ファンには間違いなく刺さる!
やはり最大のターゲットは、『呪術廻戦』のファンです。
アニメの名シーンをゲームで追体験できるうえ、キャラ同士の共闘や領域展開の演出も再現度が高く、「好きなキャラを操作できる喜び」をダイレクトに味わえます。
ストーリーモードやビジュアル要素も充実しているため、ファンアイテムとしての価値も大きいといえるでしょう。
対戦アクション好き・友達と楽しみたい人にも◎
本作は2vs2の共闘バトルがメインシステムなので、友達や家族と一緒にワイワイ楽しめるのも魅力です。
一人で黙々とやるより、誰かとプレイすることでより盛り上がるゲーム性になっています。
操作が簡単なので、アクション初心者でもすぐに楽しめるのもポイントです。
フルプライスに見合う内容かは吟味が必要
一方で、ストーリーモードの短さやオンラインの不安定さを考慮すると、価格と内容が見合っていないと感じる人もいるかもしれません。
現在は価格が下がってきており、中古やセールでの購入が狙い目です。
コストパフォーマンス重視の人は、価格を見てからの判断がおすすめです。
呪術廻戦 戦華双乱のPS5版まとめ|購入前に知っておきたいポイント
『呪術廻戦 戦華双乱』は、原作アニメの世界観をゲームとして丁寧に再構築した、ファン向けアクションゲームの決定版です。
原作を知っていればいるほど楽しめる要素が多く、ストーリーモード、対戦、育成といった複数の楽しみ方ができます。
一方で、ボリューム不足やオンラインのマッチング環境など、注意点も存在するため、購入前に自分の目的と照らし合わせて判断することが大切です。
ファンなら一度はプレイすべきアクションゲーム
『呪術廻戦』の世界に浸りたい、推しキャラでバトルしたいという気持ちがあるなら、プレイして損はありません。
2vs2の共闘バトルや領域展開の再現など、アニメの熱量をそのまま操作できる体験は、原作ファンにとって非常に満足度の高い内容です。
「ファンアイテム」として持っておきたい一本になるでしょう。
ボリュームやオンライン要素に注意して検討を
一方で、本編のストーリーが短めで、DLCに依存している点には注意が必要です。
また、オンライン対戦に関してはプレイヤー数が少なく、マッチングが安定しないこともあるため、対戦目的で購入する場合は慎重に判断してください。
総じて、「呪術廻戦が好き」+「アクションゲームが好き」な人にはピッタリの作品です。
- 『呪術廻戦 戦華双乱』は2vs2の共闘アクションゲーム
- ストーリーモードではアニメの名場面を追体験可能
- 登場キャラは27人以上!推しキャラでプレイ可能
- 育成やビジュアル収集などやり込み要素も充実
- 操作はシンプルで初心者でも爽快バトルを楽しめる
- ストーリーモードの短さや演出の地味さが惜しい点
- オンライン対戦はマッチングに難あり
- 原作ファンやキャラゲー好きにはおすすめの1本


