『HUNTER×HUNTER』17巻「三つ巴の攻防」では、グリードアイランド編の名勝負であるレイザーとのドッジボールがついに決着し、爆弾魔ゲンスルーとの戦いが本格化します。
ゴン・キルア・ヒソカの連携によるレイザー戦の結末とは?さらに、幻のカード「一坪の海岸線」を手に入れたゴンたちは、ゲンスルーの脅威にどう立ち向かうのでしょうか。
この記事では、『HUNTER×HUNTER』17巻のあらすじをネタバレありで解説し、レイザーとのドッジボールの決着から、ツェズゲラの策略が光る「三つ巴の攻防」、18巻へと続く展開までをわかりやすく紹介します。
この記事を読むとわかること
- HUNTER×HUNTER17巻のあらすじとレイザー戦の結末をネタバレ解説!
- ゴン・キルア・ヒソカの連携やゲンスルーとの頭脳戦など注目の見どころ
- 幻影旅団のクロロ除念計画と18巻のゲンスルー戦につながる重要な展開
HUNTER×HUNTER 17巻のあらすじをネタバレ解説!レイザー戦の決着からゲンスルーとの対決へ
『HUNTER×HUNTER』17巻では、グリードアイランド編の大きな山場となるレイザーとのドッジボール対決が決着し、物語は爆弾魔ゲンスルーとの戦いへ進んでいきます。
ゴン・キルア・ヒソカが見せる驚異的な連携に加え、ジンとレイザーの過去や、バッテラがゲーム攻略に執着した理由も明らかになります。
ここでは、17巻で描かれる重要な出来事を時系列に沿って整理しながら、18巻へとつながる展開まで詳しく解説します。
ゴン・キルア・ヒソカの連携でレイザーとのドッジボールが決着
17巻の冒頭では、グリードアイランドの指定ポケットカード「一坪の海岸線」を手に入れるため、ゴンたちがレイザー率いるチームとのドッジボール対決に挑んでいます。
レイザーは圧倒的な念能力と身体能力を持つ強敵で、普通のドッジボールとは比較にならない威力のボールを投げつけてきます。
ゴンたちは仲間の脱落を重ねながらも、レイザーの攻撃に食らいつき、ついに勝負を決める局面を迎えます。
この戦いで特に印象的なのが、ゴン・キルア・ヒソカの3人が力を合わせてレイザーを攻略する展開です。
レイザーが語るジンとの過去と「一坪の海岸線」の獲得
ドッジボール対決に勝利したゴンたちは、ついに指定ポケットカード「一坪の海岸線」を手に入れることになります。
このカードはグリードアイランド攻略に必要な貴重なカードであり、入手するためにはレイザーが待ち受けるイベントを突破しなければなりませんでした。
しかし、戦いが終わった後に明らかになるのは、カードの獲得以上に重要なレイザーとジンの関係です。
実はレイザーは、かつて犯罪者として生きていた人物でした。
そんなレイザーを捕まえたのが、ゴンの父親であるジン=フリークスです。
ジンはレイザーの能力を高く評価し、グリードアイランドの運営に関わる役割を任せました。
レイザーはジンから信頼されたことで、自分の存在を認められたと感じていたのです。
爆弾魔ゲンスルーの宣戦布告とツェズゲラの時間稼ぎ作戦
レイザーとの戦いを終えたゴンたちの前に、次なる大きな障害として立ちはだかるのが、爆弾魔(ボマー)ことゲンスルーです。
ゲンスルーはサブとバラを仲間に持ち、ゲーム内でほかのプレイヤーを利用しながら指定ポケットカードを集めてきた危険人物です。
念能力を利用した爆破攻撃を得意としており、目的を達成するためなら他人の命を奪うこともためらいません。
そのため、ゴンたちにとってゲンスルーは、これまでのカード収集とは異なる命懸けの戦いを強いる存在となります。
ゲンスルーが使用する代表的な念能力は、触れた相手を爆破する「一握りの火薬(リトルフラワー)」と、条件を満たした相手に爆弾を仕掛ける「命の音(カウントダウン)」です。
特にカウントダウンは、相手に能力の仕組みを説明することで起動条件を満たすという、厄介な特徴を持っています。
ゲンスルーはこれらの能力を背景に、カードを大量に保有するツェズゲラたちへ圧力をかけ、カードの奪取を狙います。
ここから物語は、レイザーとの正面対決から、ゲンスルーとの駆け引きを中心とした頭脳戦へ切り替わっていきます。
バッテラがグリードアイランド攻略を依頼した本当の理由
グリードアイランド編では、大富豪バッテラが莫大な報酬を用意し、多くのハンターにゲーム攻略を依頼していました。
ツェズゲラたちもバッテラに雇われたプレイヤーであり、ゲームをクリアすることで高額な報酬を得る契約を結んでいます。
しかし、バッテラがそこまでしてグリードアイランドのクリアを望む理由は、単なるゲームへの興味や金銭的な利益ではありませんでした。
バッテラの本当の目的は、重い病によって意識を失った恋人を救うため、ゲームのクリア報酬として持ち出せるカードを手に入れることでした。
ゲンスルーを罠に誘い込むゴンたちの反撃準備と18巻への続き
ゲンスルーとの直接対決を控えたゴンたちは、ビスケの指導を受けながら戦闘準備を進めます。
ゲンスルーたちはいずれも高い戦闘能力を持っており、真正面から戦えばゴンたちが不利になる可能性は十分にあります。
そのため、相手の念能力を分析し、戦う場所や攻撃の手順まで考えた作戦を立てることが重要になりました。
ゴンが担当するのは、敵チームの中心人物であるゲンスルーです。
一方、キルアとビスケは、それぞれサブとバラを相手にすることになります。
この組み合わせは、単純な戦力比較だけではなく、各自の能力や戦い方を考慮して決められたものです。
特にゴンは、ゲンスルーの「一握りの火薬」に対抗する方法を考えながら、ジャジャン拳を決定打として使うための準備を進めます。
相手の能力を理解したうえで、あらかじめ用意した作戦に誘い込むことが、ゴンたちの勝利への重要な鍵となります。
HUNTER×HUNTER 17巻「三つ巴の攻防」の見どころと注目ポイント
『HUNTER×HUNTER』17巻「三つ巴の攻防」は、迫力ある念能力バトルだけでなく、登場人物たちの信頼関係や心理的な駆け引きが楽しめる一冊です。
ゴン・キルア・ヒソカが協力するドッジボール対決、ツェズゲラとゲンスルーの頭脳戦、さらに幻影旅団が進めるクロロの除念計画など、複数の物語が同時に動き出します。
ここでは、17巻を読むうえで特に注目したい5つの見どころを取り上げ、それぞれの魅力や物語における重要性を詳しく解説します。
ゴンとキルアの信頼関係が際立つドッジボールの名場面
17巻のドッジボール対決で特に印象的なのが、ゴンとキルアの揺るぎない信頼関係です。
レイザーの圧倒的な強さに対抗するため、ゴンはジャジャン拳の威力をボールに伝える作戦を考えます。
しかし、強烈な一撃を放つにはボールを固定する必要があり、その役目を引き受けたのがキルアでした。
ゴンの攻撃力を最大限に発揮するためには、キルアが両手に大きな負担を受けることを避けられません。
それでもキルアは、ゴンの勝利への思いを理解し、自ら進んで危険な役割を担います。
この場面で注目したいのは、ゴンが自分の全力を託す相手として、キルアを選んでいることです。
ヒソカのバンジーガムがレイザー攻略の決め手になった理由
レイザーとのドッジボール対決では、ゴンとキルアの活躍だけでなく、ヒソカの念能力「伸縮自在の愛(バンジーガム)」も勝敗を左右する重要な役割を果たしました。
バンジーガムは、オーラにゴムとガムの両方の性質を持たせる能力で、伸縮性と粘着性を利用した多彩な戦い方が可能です。
これまでの戦闘でもヒソカは、この能力を使って相手の動きを封じたり、攻撃の軌道を変えたりしてきました。
しかし、レイザー戦では敵を倒すためだけでなく、ドッジボールのルールを利用して勝利をつかむために能力を活用しています。
勝負の終盤、ゴンはジャジャン拳による強烈な一撃を放ちますが、レイザーも簡単には屈しません。
レイザーはゴンの攻撃を受け止め、ボールを打ち返すことで反撃を試みます。
そこで決定的な役割を果たしたのがヒソカでした。
ヒソカはバンジーガムの粘着力と伸縮性を利用してボールを捕らえ、レイザーをアウトにすることに成功します。
ツェズゲラとゲンスルーの頭脳戦に隠された駆け引き
17巻では、レイザーとの激しいドッジボール対決が終わった後も、緊張感のある戦いが続きます。
その中心となるのが、ツェズゲラとゲンスルーによる駆け引きです。
ゲンスルーは爆弾魔として恐れられる危険人物であり、目的のカードを手に入れるためなら強引な手段も辞さない性格です。
一方、ツェズゲラは豊富な経験を持つプロハンターで、相手の能力や状況を分析しながら慎重に行動します。
この2人の対立は、単純な戦闘能力の比較ではなく、どちらがゲームの仕組みをうまく利用できるかという頭脳戦になっています。
ツェズゲラが選んだのは、ゲンスルーと正面から戦うのではなく、スペルカードを利用して逃げ続ける作戦でした。
グリードアイランドには、ほかのプレイヤーのいる場所へ移動したり、特定の地点へ移動したりできるカードが存在します。
こうした移動手段を活用すれば、相手との距離を保ちながら追跡をかわすことが可能です。
ツェズゲラの目的はゲンスルーを倒すことではなく、ゴンたちが準備を終えるまで時間を稼ぐことでした。
幻影旅団とヒソカが進めるクロロの除念計画
17巻では、ゴンたちがグリードアイランドの攻略を進める一方で、幻影旅団とヒソカに関係する重要な動きも描かれています。
その目的は、クラピカの念能力によって制約を受けている幻影旅団の団長、クロロ=ルシルフルを元の状態に戻すことです。
クロロはヨークシンシティ編でクラピカの「律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」を受け、念能力の使用を封じられています。
さらに、幻影旅団の団員との接触も制限されているため、以前のように団長として自由に活動することができません。
そこで幻影旅団は、クラピカの念を解除できる除念師を探していたのです。
グリードアイランドには、他人からかけられた念を取り除く能力を持つアベンガネという人物が参加しています。
アベンガネはゲンスルーによって仕掛けられた爆弾を除念した経験があり、その能力は幻影旅団にとっても大きな意味を持ちます。
幻影旅団はゲーム内で除念師の存在を突き止め、クロロの能力を取り戻すための手がかりを得ます。
クロロの除念計画は、幻影旅団が再び団長と行動できる状態を取り戻すための重要な動きです。
17巻の収録話と18巻で描かれるゲンスルー戦へのつながり
『HUNTER×HUNTER』17巻は、2003年6月4日に集英社から発売されたジャンプコミックスで、グリードアイランド編の終盤にあたる重要なエピソードが収録されています。
収録されているのは第170話から第180話までの全11話で、レイザーとのドッジボール対決の決着から、ゲンスルーとの最終決戦に向けた準備までが描かれます。
単行本のタイトルは「三つ巴の攻防」であり、複数の勢力がそれぞれの目的を持って動く緊迫した展開が特徴です。
17巻の大きな見どころは、物語の前半と後半で戦いの性質が変化することです。
前半ではレイザーという圧倒的な強敵を相手に、ゴン・キルア・ヒソカが連携して勝利を目指します。
一方、後半ではゲンスルーという危険な念能力者を相手に、カードの使い方や相手の行動を予測する戦略が重要になります。
17巻は、レイザー戦の決着とゲンスルー戦への準備という、グリードアイランド編の2つの山場をつなぐ巻です。
HUNTER×HUNTER 17巻のあらすじと見どころまとめ
『HUNTER×HUNTER』17巻「三つ巴の攻防」は、グリードアイランド編のクライマックスに向けて、ゴンたちの成長と仲間との絆が色濃く描かれる重要な一冊です。
レイザーとのドッジボール対決では、ゴン・キルア・ヒソカがそれぞれの能力を生かして連携し、圧倒的な強敵を相手に勝利をつかみます。
さらに、レイザーとジンの過去、ゲンスルーとの駆け引き、バッテラの悲しい事情などが明らかになり、物語は大きく動いていきます。
17巻で特に注目したいのは、単純な戦闘能力だけでなく、仲間との信頼関係や念能力の使い方が勝敗を左右することです。
この記事のまとめ
- 17巻ではレイザー戦が決着し、ゲンスルーとの対決が本格化!
- ゴン・キルア・ヒソカの連携が光るドッジボールの名勝負
- ヒソカのバンジーガムが勝利の決め手となった理由
- レイザーとジンの過去が明かされ、「一坪の海岸線」を獲得!
- ゲンスルーの宣戦布告とツェズゲラによる時間稼ぎの頭脳戦
- バッテラがグリードアイランド攻略に執着した切ない理由
- 幻影旅団とヒソカが進めるクロロの除念計画にも注目!
- ゲンスルーとの決戦に向けた準備が進み、物語は18巻へ続く!


