『鬼滅の刃』に登場する鳴女(なきめ)は、琵琶を奏でて無限城を自在に操る上弦の肆の鬼ですが、その過去には人間時代に繰り返した殺人という衝撃的な秘密が隠されています。
鳴女はもともと貧しい琵琶奏者でしたが、ある事件をきっかけに殺人を繰り返すようになり、鬼舞辻無惨と出会って鬼になりました。では、鳴女の正体とは何者で、なぜ人間を殺すようになったのでしょうか。
また、無限城編では愈史郎に血鬼術を乗っ取られ、最後は意外な人物によって命を奪われます。鳴女は誰に殺されたのか、死亡シーンが原作の何巻何話に描かれているのかも気になるところです。
この記事では、『鬼滅の刃』の鳴女の悲しき過去と人間時代の真相をはじめ、上弦の肆となった経緯や血鬼術、最後の死亡シーンまで詳しく解説します。
この記事を読むとわかること
- 鳴女の悲しい過去と人間時代に殺人を繰り返した衝撃の理由!
- 鳴女が鬼舞辻無惨と出会い、鬼になった経緯と正体
- 鳴女の最後は誰に殺された?無限城編での死亡シーンと結末!
鬼滅の刃の鳴女の悲しき過去とは?人間時代は殺人を繰り返す琵琶奏者だった
『鬼滅の刃』に登場する鳴女(なきめ)は、鬼舞辻無惨に仕える上弦の肆の鬼であり、無限城を自在に操る琵琶奏者です。
無口で感情をほとんど表に出さない鳴女ですが、実は人間時代に夫を殺害し、その後も殺人を繰り返していたという衝撃的な過去があります。
ここでは、鳴女が殺人を繰り返すようになった理由や、鬼舞辻無惨と出会って鬼になった経緯について詳しく解説します。
鳴女の人間時代は貧しい琵琶奏者で夫の博打に苦しんでいた
鳴女は鬼になる前、琵琶を演奏して生計を立てている貧しい女性でした。
しかし、結婚相手の夫は博打にのめり込んでおり、鳴女が一生懸命に稼いだお金まで勝手に持ち出してしまうような人物だったのです。
鳴女の人間時代については、公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』で詳しい過去が明かされています。
琵琶奏者として生活する鳴女にとって、演奏に必要な着物は仕事を続けるうえで欠かせないものでした。
ところが、夫は鳴女が演奏会で着るはずだった着物まで勝手に売り払い、そのお金を博打に使ってしまったのです。
ただでさえ貧しい暮らしを送っていた鳴女にとって、仕事に必要な着物を売られたことは、生活そのものを脅かす深刻な裏切りだったと考えられます。
鳴女が夫から受けていた苦しみは、単なる夫婦喧嘩では済まされないものだったのでしょう。
自分が働いて得たお金を奪われ、仕事に必要なものまで失ってしまえば、将来への希望を持つことも難しくなります。
私は、鳴女の過去が悲しいといわれる理由は、貧困そのものよりも、最も身近な存在である夫によって生活を壊されていた点にあると感じます。
そして、こうした生活のなかで積み重なった怒りが、後に取り返しのつかない事件へとつながっていきました。
鳴女が夫を金槌で殺害した理由と演奏に起きた変化
鳴女が最初に殺害した人物は、博打にのめり込んでいた自分の夫でした。
事件のきっかけは、夫が鳴女の演奏用の着物を勝手に売り、そのお金を博打に使ってしまったことです。
夫の行動に激怒した鳴女は、金槌を使って夫を殺害するという凶行に及んでしまいました。
しかし、鳴女の人生を大きく変えたのは、夫を殺害したことだけではありません。
鳴女は夫を殺害した後、そのまま琵琶の演奏会へ向かいました。
演奏会では、直前に人を殺したという極度の緊張状態にあり、普段とはまったく異なる精神状態で琵琶を弾くことになったのです。
すると不思議なことに、その日の琵琶の演奏は、観客から非常に高い評価を受けました。
それまでの鳴女は、琵琶奏者として特別優れた評価を得ていたわけではありませんでした。
ところが、殺人直後の緊張によって演奏に変化が生まれ、観客の心をつかむ結果になったのです。
鳴女自身も、殺人によって生じる異常な緊張感が、自分の演奏に影響を与えていることに気づいたのでしょう。
この成功体験が、鳴女をさらに恐ろしい行動へと駆り立てることになります。
本来であれば、夫を殺害したことは鳴女にとって人生を狂わせる重大な事件だったはずです。
しかし、鳴女はその直後に琵琶奏者として高い評価を得たことで、殺人と演奏の成功を結びつけてしまいました。
人を殺した後の緊張感が演奏を成功させるという経験は、鳴女の価値観を大きくゆがめるきっかけになったと考えられます。
鳴女が連続殺人を繰り返すようになった衝撃の理由
夫を殺害した鳴女は、その後も人間を殺し続けるようになりました。
しかし、夫を殺害したときとは異なり、次々と人を殺すようになった理由は、恨みや復讐ではありません。
驚くべきことに、鳴女が連続殺人を繰り返した理由は、琵琶の演奏を成功させるためだったのです。
夫を殺害した直後の演奏で高い評価を受けた鳴女は、人を殺すことで生まれる緊張感が自分の演奏に必要だと考えるようになりました。
そこで、演奏会の前になると人を殺害し、その直後の異常な精神状態のまま琵琶を演奏するという行動を繰り返すようになったのです。
つまり、鳴女にとって殺人は、優れた演奏を披露するための準備のようなものになってしまったといえます。
ここで注目したいのは、鳴女が最初から殺人を楽しむために夫を殺害したわけではないという点です。
最初の事件は夫の身勝手な行動に対する怒りが原因でしたが、その後は自分の演奏技術を高めるために殺人を利用するようになりました。
一度の成功体験によって殺人への心理的な抵抗が薄れ、やがて人の命よりも演奏の出来栄えを優先するようになったのでしょう。
鳴女は鬼になる前から、すでに人間としての倫理観を大きく失っていた人物だったのです。
『鬼滅の刃』には、鬼になってから人を襲うようになったキャラクターが数多く登場します。
一方で、鳴女は人間時代から自分の目的のために殺人を繰り返していたという点で、ほかの鬼とは異なる恐ろしさを持っています。
私は、鳴女の過去で最も印象的なのは、生活に苦しんでいた女性が、音楽への執着によって加害者へと変わっていく部分だと思います。
貧しい琵琶奏者として始まった人生が、いつの間にか殺人を前提とする異常なものへ変化してしまったことに、鳴女という人物の悲劇性が表れています。
鳴女が鬼舞辻無惨を殺そうとして鬼になった経緯
人間時代に殺人を繰り返していた鳴女は、ある日、鬼舞辻無惨と遭遇することになります。
このときの鳴女は、相手が鬼の始祖であることなど知りませんでした。
いつものように演奏前の緊張感を得ようとして、鬼舞辻無惨を殺害しようと襲いかかったのです。
しかし、無惨は普通の人間ではなく、圧倒的な力を持つ鬼の始祖です。
当然ながら、鳴女が簡単に殺害できるような相手ではありませんでした。
それどころか、無惨は自分を殺そうとした鳴女の行動に興味を持ち、彼女を鬼にすることになります。
鳴女は自ら鬼になることを望んで無惨を探したのではなく、殺害対象として選んだ相手が偶然にも鬼の始祖だったというわけです。
無惨は基本的に、自分にとって利用価値があると判断した人間を鬼にする傾向があります。
鳴女の場合も、殺人を繰り返す異常性や、自分に襲いかかるほどの大胆な行動が、無惨の興味を引いたと考えられます。
ただし、無惨が鳴女のどの能力を評価して鬼にしたのか、その詳細な心理までは明らかにされていません。
そのため、鳴女の琵琶の才能や殺人への執着が、無惨にとって利用価値のあるものに映った可能性があると捉えるのが自然でしょう。
鬼になった鳴女は、琵琶の音色によって無限城の構造を自在に変化させる血鬼術を使用するようになります。
無限城は鬼たちの重要な拠点であり、鳴女の能力は無惨にとって非常に便利なものでした。
さらに、上弦の肆だった半天狗が死亡した後には、鳴女が新たな上弦の肆となり、十二鬼月の一員として重要な役割を担うことになります。
鳴女の過去を振り返ると、夫の博打によって苦しめられていた女性が、殺人をきっかけに人生を大きく変えてしまったことがわかります。
そして、琵琶の演奏を成功させるために殺人を繰り返した結果、無惨と出会い、最終的には鬼になってしまいました。
鳴女の悲しき過去とは、夫によって生活を壊された被害者が、自らも殺人を繰り返す加害者となり、鬼へと変貌していった人生だといえるでしょう。
鬼滅の刃の鳴女の最後は死亡!誰に殺された?無限城編の結末を解説
『鬼滅の刃』の鳴女は、無限城を自在に操る血鬼術で鬼殺隊を苦しめましたが、無限城編の終盤で死亡します。
鳴女は伊黒小芭内や甘露寺蜜璃との戦いで倒されたわけではなく、愈史郎に無限城の支配権を奪われた後、意外な人物によって殺害されました。
ここでは、鳴女を最後に殺した人物や死亡シーン、愈史郎との攻防、無限城が崩壊した理由について詳しく解説します。
鳴女の死亡シーンは原作21巻183話!最後は無惨に殺された
鳴女の死亡シーンは、『鬼滅の刃』原作漫画21巻の第183話「鬩ぎ合い」で描かれています。
上弦の肆という強力な鬼だった鳴女ですが、最後は鬼殺隊の剣士に頸を斬られて死亡したわけではありません。
実は、鳴女を殺害したのは、彼女が仕えていた鬼舞辻無惨本人だったのです。
鳴女は無惨にとって、無限城を管理する重要な役割を担っていました。
無限城は空間そのものが複雑に変化する特殊な場所であり、鳴女が琵琶を奏でることで部屋の配置や通路を自在に操ることができます。
その能力は鬼殺隊を分断するだけでなく、無惨や上弦の鬼たちを有利な場所へ移動させるためにも利用されていました。
つまり、鳴女は無惨の本拠地を支える、戦略的に極めて重要な存在だったといえるでしょう。
ところが、無限城での戦いが進むなか、鳴女は愈史郎によって視覚と意識に干渉され、血鬼術の操作権を奪われてしまいます。
愈史郎は鳴女の能力を利用し、無惨を無限城の外へ追い出そうとしました。
この事態に気づいた無惨は、鳴女を通じて無限城の支配権を取り戻そうとしますが、愈史郎も抵抗を続けます。
そして無惨は、鳴女を生かしておくことが不利になると判断し、彼女を殺害したのです。
鳴女は無惨に忠実に仕えていたにもかかわらず、最後はその無惨によって命を奪われました。
私は、この結末には、部下をあくまで自分の目的を達成するための道具として扱う無惨の冷酷さがよく表れていると感じます。
鳴女の死は、敵との戦闘に敗れた結果というよりも、無惨に利用価値を失ったと判断されたことによる悲劇的な最期だったのです。
伊黒小芭内と甘露寺蜜璃が鳴女を倒せなかった理由
無限城編では、蛇柱の伊黒小芭内と恋柱の甘露寺蜜璃が鳴女と対峙しました。
2人は鬼殺隊の最高戦力である柱ですが、鳴女を相手に思うような攻撃を仕掛けることができませんでした。
その最大の理由は、鳴女が無限城の空間を自在に操作し、相手を自分に近づけさせない戦い方をしていたからです。
鳴女の血鬼術は、琵琶を鳴らすことで無限城の部屋や通路の位置を変化させる能力です。
伊黒と甘露寺が鳴女に接近しようとしても、床や壁、部屋の配置を変えられてしまうため、攻撃を届かせることが困難でした。
通常の鬼であれば、相手の動きを見極めて間合いに入り、日輪刀で頸を斬るという戦い方ができます。
しかし、鳴女の場合は敵との距離そのものを操作できるため、剣術の実力だけでは攻略が難しかったのです。
特に伊黒は、蛇のように変則的な軌道を描く剣技を得意としています。
一方、甘露寺は特殊な形状の日輪刀を使い、広範囲に攻撃できることが強みです。
しかし、どれほど優れた剣技を持っていても、攻撃が届く前に空間を変えられてしまえば、鳴女の頸を斬ることはできません。
鳴女は直接的な戦闘能力よりも、相手の行動を制限する能力に優れていたと考えられます。
また、鳴女は無限城全体を把握しながら戦うことができるため、敵の位置や動きに合わせて空間を変化させられました。
伊黒と甘露寺にとっては、鳴女を見つけても簡単には近づけず、近づこうとすれば別の場所へ移動させられるという厄介な状況だったのです。
鳴女の強さは、相手を圧倒的な攻撃力で倒すことではなく、戦場そのものを支配できる点にありました。
そのため、伊黒と甘露寺が鳴女を倒せなかったからといって、2人の実力が上弦の肆に及ばなかったと単純に判断することはできません。
むしろ、鳴女の血鬼術と柱たちの剣術は相性が悪く、通常の方法では決着をつけにくい戦いだったといえるでしょう。
この膠着した状況を変えたのが、後に鳴女の能力を逆手に取ることになる愈史郎でした。
愈史郎が鳴女の脳を乗っ取り無限城の支配権を奪った経緯
伊黒小芭内と甘露寺蜜璃が鳴女を倒せずにいるなか、戦況を大きく変えたのが愈史郎です。
愈史郎は珠世によって鬼となった人物であり、視覚に干渉する特殊な血鬼術を使用できます。
この能力を利用して鳴女の認識に干渉し、鳴女の脳を乗っ取ることで、無限城の操作権を奪おうとしたのです。
愈史郎の血鬼術は、視覚を操作したり、特定のものを見えなくしたりできる能力です。
無限城での戦いでは、この能力を活用して鳴女に接近し、彼女の視覚や意識に干渉することに成功しました。
鳴女は無限城を操作するために周囲の状況を把握する必要がありますが、愈史郎はその認識を利用して主導権を奪おうとしたのです。
これは、鳴女を直接倒すのではなく、鳴女の能力そのものを鬼殺隊の味方として利用する作戦でした。
愈史郎が鳴女を操ろうとした目的は、無限城の支配権を奪い、鬼舞辻無惨を地上へ引きずり出すことでした。
無惨は太陽の光を浴びると死亡するため、鬼殺隊にとって夜明けまで戦いを続けることが重要になります。
しかし、無限城の内部にいる限り、無惨は太陽の光を避けながら戦うことができてしまいます。
そこで愈史郎は、鳴女の血鬼術を利用して無限城を操作し、無惨を地上へ追い出そうとしたのです。
愈史郎の干渉によって、鳴女はそれまでのように自由に無限城を操作できなくなりました。
さらに、愈史郎は鳴女の視覚を通じて無惨に誤った情報を与え、鳴女が正常に機能しているように見せかけていました。
無惨は当初、鳴女を通じて無限城の状況を把握していましたが、やがて異変に気づきます。
そして、鳴女の支配権をめぐって、無惨と愈史郎が激しくせめぎ合うことになりました。
ここで重要なのは、愈史郎が鳴女を完全に自分の配下にしたわけではないという点です。
無惨も鳴女の細胞を通じて干渉できるため、無限城の操作権をめぐる争いは簡単には決着しませんでした。
それでも愈史郎が鳴女の能力を奪おうとしたことで、無惨は安全な拠点として利用していた無限城を失う危機に直面します。
私は、この場面が印象的なのは、柱の剣技でも攻略できなかった鳴女に対し、愈史郎が血鬼術の相性と知略によって対抗したことにあると思います。
無惨が鳴女を見限って殺害した理由と無限城崩壊の結末
鬼舞辻無惨が鳴女を殺害した理由は、愈史郎に無限城の支配権を奪われ、自分にとって危険な存在になってしまったからです。
それまで鳴女は無惨に忠実に仕え、無限城の管理や鬼たちの移動を担当する重要な役割を果たしていました。
しかし、愈史郎によって能力を利用される状況になると、無惨は鳴女を助けるのではなく、殺害することで敵の作戦を阻止しようとしたのです。
無惨にとって無限城は、鬼殺隊から身を守るための重要な拠点でした。
鳴女が自由に城を操作できる状態であれば、無惨は敵を分断したり、必要に応じて自分の位置を変えたりすることができます。
ところが、愈史郎に操作権を奪われれば、無惨自身が不利な場所へ移動させられる可能性があります。
特に、太陽の光が届く地上へ引きずり出されることは、無惨にとって命に関わる重大な危機でした。
無惨は鳴女の支配権を取り戻そうとしますが、愈史郎も必死に抵抗します。
両者の攻防が続くなか、無惨は鳴女を通じて無限城を取り戻すことよりも、愈史郎に能力を利用される危険をなくすことを優先しました。
そして、鳴女の頭部を破壊して殺害するという決断を下したのです。
無惨にとって鳴女は、長年仕えた部下であっても、自分の生存を脅かす存在になれば容赦なく切り捨てる対象だったのでしょう。
鳴女が死亡したことで、無限城はそれまでのように維持できなくなり、崩壊へと向かいます。
ただし、鳴女が殺された瞬間にすべてが崩れ落ちたわけではなく、愈史郎は残されたわずかな時間で無限城を操作し続けました。
その結果、無惨や鬼殺隊の剣士たちは地上へと移動し、戦いの舞台は無限城の内部から市街地へと変わっていきます。
鳴女の死亡と無限城の崩壊は、無惨を太陽の下で倒すという鬼殺隊の最終決戦につながる重要な転換点となりました。
ここで皮肉なのは、無惨が自分を守るために鳴女を殺害したにもかかわらず、その行動が無限城という安全な拠点を失う結果につながったことです。
鳴女を生かしておけば愈史郎に能力を利用される危険があり、殺害すれば無限城を維持できなくなるという、無惨にとって不利な状況が生まれていました。
私は、この場面には愈史郎の作戦の巧みさだけでなく、部下を信頼せず、自分の生存だけを優先する無惨の性格がよく表れていると感じます。
鳴女は人間時代から琵琶に執着し、鬼になってからもその音色によって無限城を支配していました。
しかし、最後は自分の能力を愈史郎に利用され、仕えていた無惨からも見捨てられてしまいます。
鳴女の最期は、原作21巻183話で無惨に殺害され、その死によって無限城が崩壊するという結末でした。
鬼殺隊の柱でも簡単には倒せなかった強力な鬼が、最後は味方であるはずの無惨に殺されたという展開は、無限城編のなかでも印象的な場面といえるでしょう。
鬼滅の刃の鳴女の過去と最後・正体についてのまとめ
『鬼滅の刃』に登場する鳴女は、無限城を自在に操る上弦の肆の鬼であり、人間時代には殺人を繰り返していたという衝撃的な過去を持つ人物でした。
貧しい琵琶奏者だった鳴女は、夫の博打によって生活を苦しめられ、ある事件をきっかけに殺人を繰り返すようになります。
そして鬼になった後も無惨に仕え続けましたが、最後は愈史郎に無限城の支配権を奪われ、鬼舞辻無惨によって殺害されました。
この記事で解説した鳴女の過去や正体、死亡した理由をまとめると、以下のとおりです。
- 鳴女の正体は、琵琶の音色で無限城を操る血鬼術を持つ上弦の肆の鬼
- 人間時代は貧しい琵琶奏者で、博打好きの夫に稼いだお金を奪われていた
- 夫が演奏用の着物を勝手に売ったことに激怒し、金槌で殺害した
- 夫を殺害した直後の演奏が高く評価され、演奏前に殺人を繰り返すようになった
- 殺害しようとした相手が偶然にも鬼舞辻無惨であり、無惨に気に入られて鬼になった
- 半天狗の死亡後、新たな上弦の肆となり、無限城を管理する重要な役割を担った
- 伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は、空間を自在に操る鳴女の血鬼術に苦戦した
- 愈史郎に脳を乗っ取られ、無限城の支配権を奪われた
- 鳴女の死亡シーンは原作漫画21巻183話で描かれている
- 最後は無惨に頭部を破壊されて死亡し、無限城も崩壊した
鳴女の過去で特に印象的なのは、夫の身勝手な行動に苦しめられていた女性が、琵琶の演奏を成功させるために殺人を繰り返すようになったことです。
最初の殺人は夫への怒りが原因でしたが、その後は演奏のために人の命を奪うという、恐ろしい価値観へと変化してしまいました。
鬼になってから残酷になったのではなく、人間時代からすでに殺人を繰り返していた点が、鳴女というキャラクターの大きな特徴といえるでしょう。
また、鳴女の最後も非常に皮肉な結末でした。
無惨のために無限城を管理し、鬼殺隊を苦しめていたにもかかわらず、愈史郎に能力を利用されると、無惨から不要な存在として切り捨てられてしまったのです。
鳴女の死は、鬼舞辻無惨が部下の命よりも自分自身の生存を優先する冷酷な人物であることを象徴する出来事でもありました。
鳴女は作中で多くを語るキャラクターではありませんが、その過去を知ることで、無表情で琵琶を奏でる姿にも違った印象を受けるのではないでしょうか。
人間時代の悲劇から始まり、殺人への執着、鬼への変貌、そして無惨による最期まで、鳴女の人生には『鬼滅の刃』らしい人間の弱さと恐ろしさが描かれています。
無限城編を読み返す際には、鳴女の琵琶の音色に隠された過去と、無惨に見捨てられる結末にも注目してみてください。
この記事のまとめ
- 鳴女の人間時代は、博打好きの夫に苦しめられる貧しい琵琶奏者だった!
- 鳴女は夫が演奏用の着物を売ったことに激怒し、金槌で殺害した!
- 夫を殺害した直後の演奏が絶賛され、殺人と演奏を結びつけるようになった!
- 鳴女は演奏前に殺人を繰り返し、異常な習慣を持つようになった!
- 鳴女は鬼舞辻無惨を殺そうとしたものの、気に入られて鬼になった!
- 鳴女の死亡シーンは原作21巻183話で、最後は無惨に殺された!
- 伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は、鳴女の血鬼術に翻弄されて倒せなかった!
- 愈史郎は鳴女の視覚と意識を操り、無限城の支配権を奪った!
- 無惨は愈史郎に利用された鳴女を見限り、自ら殺害した!
- 鳴女の死亡によって無限城は崩壊し、鬼殺隊と無惨の戦いは地上へ移った!


