【呪術廻戦】京都校の先生＆キャラを徹底解説！メンバーの強さや交流戦の戦績まとめ

「呪術廻戦」に登場する京都校は、東京校と並ぶ呪術高専のもう一つの拠点として、個性豊かなメンバーが揃っていることで人気です。

特に、京都校の先生たちや生徒たちは、交流戦編で東京校メンバーと激しくぶつかり合う場面が多く、実力や背景に注目が集まります。

この記事では、呪術廻戦の京都校に所属する先生や生徒を学年別に紹介しつつ、それぞれの術式やキャラクターの特徴、交流戦での活躍も詳しく解説します。

京都校の先生は誰？役職と特徴を詳しく紹介

呪術高専京都校には、東京校とは一味違った教育方針や人間関係が存在し、特に先生たちの個性が際立っています。

保守的な思想を持つ学長や、情に厚い担任教師など、教育者としての立場だけでなく物語のキーパーソンとしても重要な役割を担っています。

ここでは、京都校を率いる楽巌寺嘉伸と、現場で生徒と向き合う庵歌姫の2人の先生に焦点を当て、その人物像と立ち位置を詳しく見ていきます。

楽巌寺嘉伸（学長）のプロフィールと呪術界での立ち位置

京都校の学長を務める楽巌寺嘉伸（がくがんじ よしのぶ）は、呪術界の保守派を象徴する存在として登場します。

派手な見た目――ピアスやエレキギターを携えた高齢男性というビジュアルに反して、思想は極めて伝統主義的です。

彼は「宿儺の器」である虎杖悠仁の存在を否定的に捉えており、暗殺命令を出すほどの過激派でもあります。

一方で、その呪力はギターの音に乗せて衝撃波を放つというユニークなもので、見かけによらず戦闘能力も高く、老いてなお現役という印象を与えます。

五条悟とは過去に確執があり、現代のやり方に強く反発しているため、呪術界内での立ち位置は微妙ながらも根強い影響力を持っています。

庵歌姫（担任教師）の人物像と術式の特徴

庵歌姫（いおり うたひめ）は、京都校の2年生を担当する準1級呪術師です。

巫女装束と顔に傷という出で立ちで、見た目の印象はクールですが、実際は生徒思いで情に厚い性格をしています。

東京校の五条悟や夏油傑の先輩でもあり、過去を知る者としての立場から、時に彼らの暴走を戒める役目も果たします。

術式の詳細は明かされていない部分もありますが、補助的な役割が多く、戦闘よりも現場指導やチーム戦でのサポートに長けているとされています。

庵は教師としての視点で常に冷静に状況を判断し、生徒たちの命を守るために立ち回ることができる人物であり、京都校の良心的存在と言えるでしょう。

京都校の3年生メンバーの強さと個性を解説

京都校の3年生たちは、交流戦でも中心的な役割を担う実力派ぞろいです。

それぞれが個性的な術式と確立された信念を持ち、他校の生徒との戦いでも強烈な印象を残しています。

ここでは、特に注目度の高い東堂葵・加茂憲紀・西宮桃の3人に焦点を当て、彼らの術式や性格、活躍シーンを紹介します。

東堂葵：虎杖との名コンビ誕生と驚異の「不義遊戯」

東堂葵（とうどう あおい）は、京都校3年生にして1級呪術師の称号を持つ実力者です。

ドレッドヘアに顔の傷、そして高身長アイドル「高田ちゃん」の熱狂的ファンという異彩を放つキャラクター性が魅力で、第一印象はかなり濃い人物です。

彼の術式は「不義遊戯（ブギウギ）」という瞬間移動系の能力で、手を叩くことで自分と他者、あるいは物体の位置を入れ替えることができます。

交流戦では虎杖悠仁と激突し、彼の女性の好みが一致したことから「親友（マイ・ベストフレンド）」認定を受け、戦いの中で師弟関係が築かれました。

虎杖の成長を実戦で促す指導力と、瞬時に戦況を把握する戦術眼から、単なる強者にとどまらない知性派でもあることがわかります。

加茂憲紀：御三家の血を引く「赤血操術」の使い手

加茂憲紀（かも のりとし）は、呪術界の名門・加茂家の血を引く準1級呪術師です。

端正な顔立ちと落ち着いた物腰で、京都校の中でも品格ある存在として描かれています。

彼の術式は「赤血操術（せっけつそうじゅつ）」と呼ばれ、自分の血液を自在に操って攻防を繰り広げる高等呪術です。

交流戦では東京校の伏黒恵と対戦し、赤縛（せきばく）などの応用技で鵺を封じるなど、高い戦術スキルを見せました。

また、御三家としての誇りを背負って戦う姿勢は、京都校の中でも特に伝統と実力を象徴する存在です。

西宮桃：索敵が得意な魔女系女子の魅力

西宮桃（にしみや もも）は、京都校の3年生で2級呪術師です。

魔女のような風貌と箒に乗って空を飛ぶ戦い方から、「先輩魔女」とも評される索敵型キャラとして描かれています。

術式は付喪操術（つくもそうじゅつ）で、道具や器物に呪力を込めて自在に操る技術です。

空中戦を得意とし、交流戦では釘崎野薔薇と対峙しましたが、戦闘中に芻霊呪法で箒の枝を奪われ反撃される場面もあり、苦戦を強いられました。

戦力としてはやや控えめながら、京都校の索敵や支援において重要なポジションを担っており、チーム戦で光るタイプのキャラクターです。

京都校の2年生キャラの術式と見どころ

京都校の2年生たちは、実戦経験を積みつつも、まだ成長途上の部分もあるバランスの良い世代です。

個性も術式もバラバラで、それぞれが異なる立ち位置や背景を持っています。

ここでは、交流戦でも存在感を見せた禪院真依・三輪霞・究極メカ丸（与幸吉）について、彼らの術式と人間性に注目して紹介します。

禪院真依：構築術式で放つ渾身の一撃

禪院真依（ぜんいん まい）は、東京校の禪院真希の双子の妹であり、京都校の2年生です。

同じ禪院家に生まれながらも、真希とは真逆の道を歩み、術式を持つ代わりに身体能力は一般的です。

彼女の術式は「構築術式」で、無から物質を創造する能力ですが、呪力消費が非常に大きく、作れるのは一日に一発の弾丸が限界というリスクも伴います。

交流戦では姉・真希との対決が実現し、姉への想いや憎しみ、複雑な感情をぶつけるように戦いました。

渾身の一発を放つシーンは、術式の重さと真依の内面の葛藤を象徴する名場面となっています。

三輪霞：シン・陰流の刀使いで女子人気No.1

三輪霞（みわ かすみ）は、京都校2年生の中で3級呪術師ながらも、その人柄とビジュアルで高い人気を誇るキャラクターです。

術式ではなく、剣術を基礎にした「シン・陰流」の使い手であり、領域内で相手の動きを封じる構えを活かして戦います。

交流戦では禪院真希と交戦し、巧みな剣さばきを見せるも、真希の身体能力に押され敗北。

さらに、戦闘後に狗巻棘の呪言で眠らされるシーンは、少しコミカルながらも彼女の素直で可愛らしい性格を引き立てています。

戦闘スタイルも人柄も親しみやすく、「普通でありたい」と願う等身大のキャラとして、多くの読者の共感を得ています。

究極メカ丸（与幸吉）：天与呪縛を背負う操縦士

究極メカ丸（アルティメット・メカまる）こと与幸吉（むた こうきち）は、呪術高専京都校2年生で、極めて特異な状況下で生きるキャラです。

彼は「天与呪縛」という特殊な生まれを持ち、生身の肉体は常に重度のダメージを負っている状態にあり、活動はすべてロボットを遠隔操作して行っています。

その術式は傀儡操術（かいらいそうじゅつ）で、人型ロボットを操作して高火力の技を放ち、戦場では主に遠距離型の攻撃を展開します。

交流戦ではパンダと激突。武装したメカ丸の攻撃に対し、パンダの肉弾戦に圧倒されて敗北しましたが、戦いの中で「みんなと一緒に歩きたい」という切実な願いを口にするシーンは、多くのファンの心を打ちました。

外見はロボットでも、その内側には誰よりも人間らしい想いと孤独が詰まっているキャラクターです。

京都校の1年生メンバーは？

京都校の1年生は登場が少なく、まだ謎に包まれた部分も多い存在です。

しかし、その中でも新田新は、特異な術式を持つ可能性が示唆されており、今後の展開に期待が集まっています。

ここでは、現在判明している1年生の情報と、今後のポジションについて整理していきます。

新田新：反転術式を使える新田兄弟の弟

新田新（にった あらた）は、京都校の1年生であり、東京校で補助監督を務める新田明の実弟です。

兄と同様に医療系の術式を使える可能性が高く、反転術式による回復サポートができるとされています。

2018年度の姉妹校交流会には参加しておらず、登場シーンも限られていますが、呪術界では貴重な治療術式持ちとして、裏方からの活躍が期待されています。

表立った戦闘ではなく、仲間の生存率を高める重要な縁の下の力持ち的存在として、今後のエピソードでの出番が待たれます。

今後の活躍が期待される1年生の立ち位置

京都校の1年生は、公式に明かされているキャラは新田新のみで、他の生徒の情報は今のところ存在しません。

しかし、「呪術廻戦」では学年ごとの成長や関係性の描写が深く、新田のようなサポート型キャラの存在は、戦闘主体の京都校メンバーとのバランスを取る役割として非常に重要です。

特に、交流戦以降の戦いが激化する中では、回復や補助を担う呪術師の活躍が描かれる可能性が高く、新田がチームの要になることも十分に考えられます。

今後の物語展開において、新田を中心とした1年生世代の登場は、京都校の厚みを増すうえでも注目しておきたい要素です。

東京校との交流戦の結果と見どころ

呪術高専の名物イベントともいえる「姉妹校交流会」は、京都校と東京校の実力が激突する大規模な戦いです。

この交流戦では、各キャラの術式の応酬や心理戦、そして成長の兆しが多く描かれ、ファンの間でも特に人気の高いエピソードとなっています。

ここでは、団体戦・個別戦・野球戦それぞれの内容と見どころをまとめて解説します。

団体戦のルールと虎杖 vs 東堂の衝撃展開

1日目に行われたのは、2校合同による団体戦「チキチキ呪霊討伐猛レース」です。

これは、指定エリア内の2級呪霊をどちらのチームが先に祓えるかを競うルールで、同時に妨害や駆け引きも許可されています。

しかし今回、京都校側は虎杖悠仁の抹殺を学長から命じられていたという裏事情があり、本来のルールを逸脱する緊迫感に包まれました。

この戦いで注目されたのが、虎杖 vs 東堂葵の一騎打ちです。

東堂は虎杖の「女性の好み」が自分と一致していることに激しく共感し、突如として「親友」としての妄想記憶を形成します。

この瞬間から戦闘の意味合いが変化し、師弟関係のような指導が始まるという異色の展開が話題となりました。

個別対決の勝敗と印象的な名シーン

団体戦の途中からは、各キャラクターの1対1の戦闘が中心となり、数々の見応えある対決が描かれました。

• パンダ vs メカ丸：肉弾戦と機械戦の真っ向勝負。勝者：パンダ
• 釘崎野薔薇 vs 西宮桃＆禪院真依：釘崎の反撃が光るも、真依の銃撃で失神。勝者：京都校
• 禪院真希 vs 禪院真依：姉妹対決。真希が弾丸を素手で受け止めて勝利
• 伏黒恵 vs 加茂憲紀：水と血の戦い。特級呪霊乱入で中断

中でも禪院姉妹の因縁対決や、パンダとメカ丸の戦いは、感情のぶつかり合いと成長が描かれており、多くの読者にとって印象深いシーンとなりました。

2日目はまさかの野球対決？試合結果まとめ

2日目に予定されていた個人戦は、特級呪霊・花御の襲撃により中止となります。

その代わりに行われたのが、まさかの野球大会でした。

この野球戦では、虎杖のホームランが炸裂し、東京校が2-0で勝利を収めます。

真剣な呪術バトルの合間に描かれるコミカルな試合で、キャラ同士の関係性や掛け合いが楽しめるパートです。

緊張と緩和のバランスが絶妙で、シリーズの魅力を再確認させてくれる展開となりました。

呪術廻戦・京都校と先生たちに関する情報まとめ

京都校は、東京校と比べてより保守的で実力主義な側面を持つ呪術教育機関です。

そこに集う先生や生徒たちは、強烈な個性と背景を抱えており、それぞれの信念がぶつかる場面が多く描かれます。

こうしたキャラクターの奥行きや対立構造が、作品全体の魅力を一層深めています。

京都校の魅力はキャラの個性と師弟関係にあり

京都校の最大の魅力は、やはり各キャラの個性と、それを導く先生たちの存在です。

例えば、東堂葵と虎杖悠仁の即席師弟関係や、禪院姉妹の因縁など、人間関係を深く描く構成が秀逸です。

また、楽巌寺学長や庵歌姫といった指導者層の思想や教育方針の違いも、物語に厚みを与えています。

こうした価値観の衝突と理解の描写は、「呪術廻戦」という作品の本質的なテーマにもつながっています。

今後のアニメ・原作展開にも注目！

現在、アニメでは交流戦編までが放送されており、京都校のキャラたちも一躍人気者となりました。

今後の原作やアニメの展開では、メカ丸の本体登場や、加茂・三輪らの成長にも注目が集まります。

特に、死滅回游編や呪術界の内乱など、スケールの大きな展開の中で京都校メンバーがどのような立ち位置を取るのかは大きな見どころです。

「呪術廻戦」における京都校は、東京校とは違った視点から呪術界を描く鏡のような存在であり、今後も目が離せません。