鬼滅の刃の蛇柱・伊黒小芭内は死亡する?最期のシーンと甘露寺蜜璃との来世を解説

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『鬼滅の刃』の蛇柱・伊黒小芭内は死亡するのか、無惨との最終決戦を見て最期が気になった方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、蛇柱・伊黒小芭内は鬼舞辻無惨との戦いで致命傷を負い、甘露寺蜜璃と想いを確かめ合った後に死亡します。

この記事では、『鬼滅の刃』の蛇柱・伊黒小芭内が死亡するまでの経緯や死亡シーン、甘露寺蜜璃との最期の会話、死亡が確定している根拠を解説します。

さらに、伊黒小芭内の壮絶な過去や口元を包帯で隠している理由、相棒・鏑丸との関係、甘露寺蜜璃と来世で結婚できたのかについても紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 蛇柱・伊黒小芭内が死亡するまでの経緯と最期のシーン
  • 甘露寺蜜璃との最期の会話と来世で交わした約束!
  • 伊黒小芭内の壮絶な過去や鏑丸との関係、来世の結末

鬼滅の刃の蛇柱・伊黒小芭内は無惨との最終決戦後に死亡する

『鬼滅の刃』の蛇柱・伊黒小芭内は、鬼殺隊と鬼舞辻無惨による最終決戦を最後まで戦い抜いた後、無惨との戦いで負った傷が原因で死亡します。

伊黒は戦闘の途中で視力をほぼ失うほどの重傷を負いながらも、相棒である白蛇・鏑丸の力を借りて無惨に食らいつき、炭治郎たちとともに日の出まで戦い続けました。

そして無惨を倒した後、同じく致命傷を負っていた甘露寺蜜璃を抱きかかえ、互いの想いを告白し合うという、悲しくも印象的な最期を迎えています。

蛇柱・伊黒小芭内が死亡するのは原作200話

伊黒小芭内の死亡が描かれるのは、原作漫画第200話「勝利の代償」です。

第200話では、長きにわたる戦いの末に鬼舞辻無惨が消滅し、鬼殺隊がついに勝利を収めます。

しかし、その代償はあまりにも大きく、最終決戦に参加した柱たちの多くが死亡、あるいは再起不能となるほどの重傷を負いました。

伊黒もその一人であり、戦闘が終わった時点ですでに身体には致命的な傷を負っていました。

無惨が消滅したからといって伊黒が助かったわけではなく、戦闘終了後には自力で回復できる状態ではありません。

それでも伊黒は自分自身の傷より、甘露寺蜜璃の容体を気にかけており、彼女を腕の中に抱きながら最期の時間を過ごします。

伊黒の最期が単なる「戦死」としてではなく、蜜璃との恋の結末と重ねて描かれていることが、第200話の大きな特徴です。

柱の中でも伊黒は自分自身を強く嫌悪し、幸せになることを許せない人物として描かれてきました。

その伊黒が死の直前になって初めて蜜璃への気持ちを言葉にし、来世への希望を持つ展開は、彼の人生そのものに救いを与える場面だったと私は感じます。

戦いには勝利したものの、伊黒自身はその勝利の先にある平穏な世界を生きることができなかったため、まさに「勝利の代償」という第200話の題名を象徴する人物の一人といえるでしょう。

無惨戦で両目を失明しても鏑丸を頼りに戦い続ける

無惨との戦いで伊黒小芭内を襲った大きなダメージの一つが、視力を失うほどの目の負傷です。

伊黒はもともと右目の視力が弱く、左右の目で見え方が異なるというハンデを抱えながら戦っていました。

そこへ無惨との戦闘による負傷が重なり、自分の目だけでは敵の動きを正確に追うことが困難になります。

普通であれば、超高速で攻撃してくる無惨を相手に視力を失うことは、そのまま戦闘不能や死につながりかねない状況でした。

しかし、そこで伊黒を支えたのが、いつも首元に巻き付いている白蛇の鏑丸(かぶらまる)です。

鏑丸が無惨の動きを目で捉え、その情報を伊黒に伝えることで、伊黒は視覚を失った状態でも戦闘を続けることができました。

さらに愈史郎が用意した札の力も利用しながら、伊黒は自らの弱点を補い、最後まで無惨に攻撃を仕掛け続けます。

鏑丸は単なるペットではなく、幼少期から孤独だった伊黒にとって長年寄り添ってきた特別な存在です。

その鏑丸が人生最後の戦いでも伊黒の「目」となって支えたことを考えると、二人の関係性が最も強く表れた場面ともいえます。

自分の目が見えなくなっても戦うことをやめない伊黒の執念は、無惨を必ず倒すという柱としての覚悟を強く印象づけています。

炭治郎をかばって致命傷を負う

無惨との最終局面では、伊黒小芭内は自分が生き残ることよりも、無惨を倒すために必要な仲間を守ることを優先しています。

特に重要なのが、竈門炭治郎をかばいながら戦う場面です。

炭治郎は無惨を倒すための中心的な戦力でしたが、それまでの連戦や無惨の攻撃によって極限状態に追い込まれていました。

伊黒はそんな炭治郎を守りながら、自身も無惨の激しい攻撃を受け続けています。

終盤では、無惨が巨大な口を開いて炭治郎を襲おうとする場面でも伊黒が割って入り、炭治郎を守ります。

その結果、伊黒自身は頭部を含めて深刻な傷を負い、すでに満身創痍だった身体にさらに大きなダメージを受けました。

それでも伊黒は戦線から離れず、無惨を日の光の下にとどめるために最後まで戦います。

伊黒には「自分は汚れた一族の血を引いている」という強い罪悪感があり、自分の命を軽く扱うような面がありました。

そのため彼の自己犠牲は単純な勇敢さだけではなく、自らの過去に対する贖罪という意味も含まれているように見えます。

一方で最終決戦では、蜜璃への想いや仲間とのつながりも明確になっており、「死にたい」のではなく「大切な人たちを守るためなら命を使う」という覚悟へ変化していた点も重要です。

甘露寺蜜璃と最期に想いを告白し合う

伊黒小芭内の死亡シーンで最も印象的なのが、甘露寺蜜璃と互いに好きだったことを伝え合う最期の会話です。

無惨との戦いが終わった後、伊黒は重傷を負った蜜璃を抱きかかえます。

蜜璃は自分の身体がもう長く持たないことを理解しており、「もうすぐ私死ぬみたい」と伊黒に伝えます。

伊黒もまた致命傷を負っていますが、蜜璃を安心させるように言葉をかけ続けます。

蜜璃は伊黒に対して「伊黒さんと食べるご飯が一番美味しい」といった思い出を語り、いつも自分を優しい目で見てくれていたことへの感謝を伝えます。

そして涙を流しながら、「伊黒さん伊黒さんお願い 生まれ変われたら また人間に生まれ変われたら 私のことお嫁さんにしてくれる?」という趣旨の言葉を口にします。

これに対して伊黒も迷うことなく応え、蜜璃を必ず幸せにすると約束します。

ここで重要なのは、伊黒が生前に蜜璃との結婚を望みながらも、自分にはその資格がないと考えていたことです。

彼は自分の一族が犯してきた罪を背負い、「一度死んで血を浄化しなければ蜜璃に気持ちを伝えられない」と考えるほど、自分自身を責め続けていました。

だからこそ、死の間際に二人が初めて同じ未来を望めたことには非常に大きな意味があります。

二人が生きて夫婦になる未来を見ることはできませんでしたが、互いに想い合っていたことを知らないまま別れる結末にはなりませんでした。

悲しい死亡シーンでありながら、伊黒にとっては長年否定し続けてきた「自分も誰かに愛されていい」という救いを得た瞬間でもあります。

私はこの場面が、伊黒と蜜璃の物語を単なる悲恋ではなく、次の人生へ希望をつなぐ物語に変えていると感じます。

伊黒小芭内の死亡が確定している根拠

伊黒小芭内については戦闘後の描写だけを見ると「本当に死亡したのか」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、原作では伊黒が死亡したと判断できる描写が明確に示されています。

最大の根拠は、第200話で伊黒と蜜璃が互いに死を目前にして会話していることです。

その後、伊黒が治療を受けて生還する描写はなく、最終決戦を生き延びた人物としても描かれていません。

さらに物語終盤では、生存した柱と死亡した柱の違いが分かる形で後日談が描かれているため、伊黒が戦死したことはほぼ疑いようがありません。

また、最終話の現代編では、伊黒と蜜璃を思わせる人物が夫婦として登場します。

これは二人が最期に交わした「生まれ変わったら結婚する」という約束に対応した描写であり、大正時代の伊黒と蜜璃の人生が一度終わったことを前提とする演出と考えられます。

そのため「伊黒だけが密かに生き残った」という解釈を裏付ける描写はありません。

最終決戦を生き残った柱は水柱・冨岡義勇と風柱・不死川実弥であり、伊黒は蜜璃、悲鳴嶼行冥らとともに無惨討伐の代償として命を落とします。

無惨を倒すという鬼殺隊最大の目的は達成されたものの、伊黒自身が戦後の世界を生きることはできませんでした。

だからこそ後に描かれる転生後の幸せな姿が、伊黒と蜜璃の結末に救いを与える重要な要素になっています。

蛇柱・伊黒小芭内の死亡シーンはアニメでどう描かれる?

伊黒小芭内の死亡シーンは原作第200話に描かれているため、アニメでも物語が原作通りに進めば、無惨との最終決戦が決着した後の重要な場面として映像化されると考えられます。

原作では、無惨戦の激しい戦闘から一転し、戦場に残された伊黒と蜜璃が静かに言葉を交わす構成になっています。

そのためアニメ化された場合も、派手な戦闘シーンとは対照的に、二人の表情や声、間の取り方を重視した場面になる可能性があります。

特に蜜璃が来世での結婚を願い、伊黒がそれに応える一連のやり取りは、二人の関係を締めくくるうえで欠かせないシーンです。

また、伊黒は無惨戦の中で鏑丸と連携した戦闘や赫刀の発現、炭治郎を守る場面など、多くの見せ場があります。

そのため映像化では、戦士として最後まで無惨に立ち向かう伊黒と、蜜璃を愛する一人の青年としての伊黒という二つの側面が連続して描かれることになります。

戦闘中にはほとんど弱音を吐かない伊黒だからこそ、最後に蜜璃へ向けて語る優しい言葉はより強い印象を残すでしょう。

一方、原作の死亡シーン自体は過度に残酷な描写を前面に出す場面ではなく、二人の会話と感情に重点が置かれています。

そのため視聴者にとって衝撃的なのは傷の描写そのものよりも、「二人がようやく想いを伝え合えた直後に人生を終える」という事実ではないでしょうか。

伊黒小芭内の死亡は、無惨戦の犠牲の大きさを示すと同時に、甘露寺蜜璃との来世へ続く約束を完成させる場面として、『鬼滅の刃』終盤でも特に重要なシーンの一つです。

鬼滅の刃の蛇柱・伊黒小芭内の過去と甘露寺蜜璃との関係

伊黒小芭内の厳しい性格や自分を卑下する考え方には、幼少期に蛇の鬼へ生贄として差し出されかけた壮絶な過去が大きく影響しています。

伊黒は自分の一族が鬼によって得た利益の上で生きてきたことに強い罪悪感を抱き、自分には幸せになる資格がないと考え続けていました。

そのため甘露寺蜜璃を愛していながらも生前には素直に想いを伝えられず、最期の瞬間になって初めて来世で結婚するという約束を交わすことになります。

女蛇鬼の生贄として座敷牢で育てられた壮絶な過去

伊黒小芭内は、蛇のような姿をした女の鬼に支配されている一族のもとに生まれました。

伊黒の一族はその鬼が人間を殺して奪った金品によって生活しており、代わりに赤ん坊などを生贄として差し出していました。

一族にとって鬼は恐怖の対象であると同時に、自分たちに富を与えてくれる存在でもあったのです。

男性がほとんど生まれない一族の中で、伊黒は実に長い年月を経て誕生した男児でした。

しかも左右で瞳の色が異なる珍しい容姿をしていたことから、蛇鬼に気に入られ、成長して身体が大きくなってから食べるために生かされることになります。

幼い伊黒は自由に外へ出ることすらできず、座敷牢の中で食事だけを大量に与えられながら育てられるという異常な幼少期を送りました。

夜になると座敷牢の周囲には蛇が這い回り、蛇鬼が伊黒の様子を見に来ることもありました。

伊黒自身も自分が普通の家庭で育っているわけではないことを理解しており、常に強い恐怖と不安を抱えていたと考えられます。

本来なら家族から愛情や安心を与えられる時期に、「いずれ鬼に食べられる存在」として扱われたことが、その後の伊黒の人格形成に深く影響しました。

さらに伊黒にとって苦しかったのは、自分自身が直接悪事を働いたわけではないにもかかわらず、一族の罪を自分の罪のように背負ってしまったことです。

「自分は汚れた一族の血を引いている」という自己嫌悪は大人になっても消えず、蜜璃への恋愛感情にも影を落とすことになります。

伊黒の厳格さや自分に対する冷たさを理解するには、この幼少期の出来事を知ることが欠かせません。

伊黒小芭内が口元を包帯で隠している理由

伊黒小芭内がいつも口元に巻いている包帯は単なるファッションではなく、幼少期に蛇鬼の命令で口を切り裂かれた傷を隠すためのものです。

伊黒が十二歳になった頃、座敷牢から連れ出され、初めて一族を支配している蛇鬼と対面します。

蛇鬼は伊黒の顔を気に入っていましたが、自分と同じような口にしたいと考え、一族の人間に命じて伊黒の口の両端を切り裂かせました。

そして流れ出た血を蛇鬼が飲むという、伊黒にとって極めて残酷な経験となります。

この出来事によって伊黒の口元には大きな傷が残りました。

彼が包帯を巻いているのは物理的に傷跡を隠す意味がありますが、それだけではなく、自分が忌み嫌ってきた過去そのものを覆い隠しているようにも見えます。

伊黒が他人と一定の距離を置き、感情を素直に表現しない人物になった背景には、こうした身体的・精神的な傷があるのでしょう。

特に蜜璃に対して伊黒が積極的に恋愛感情を伝えられなかった理由を考えると、この傷の存在は非常に重要です。

伊黒は蜜璃を美しく純粋な人物として見ている一方、自分自身については汚れた血筋を持ち、顔にも傷のある人間だと捉えています。

蜜璃への愛情が強いほど「自分では彼女にふさわしくない」という思いも強くなっていたと考えると、伊黒が恋心を隠していた理由がより理解しやすくなります。

座敷牢から脱出して煉獄槇寿郎に救われる

自分がいずれ蛇鬼に食べられることを理解した伊黒小芭内は、座敷牢から逃げ出すために行動を始めます。

盗んだかんざしを使って木製の格子を少しずつ削り、長い時間をかけて脱出口を作りました。

そしてついに座敷牢から逃亡しますが、それに気づいた蛇鬼は伊黒を追跡します。

幼い伊黒だけで鬼に対抗することはできず、追いつかれればその場で命を落としていた可能性が高い状況でした。

そんな伊黒を救ったのが、当時の炎柱であり煉獄杏寿郎の父でもある煉獄槇寿郎です。

槇寿郎が蛇鬼を倒したことで、伊黒は長年にわたる監禁生活からようやく解放されました。

しかし、伊黒にとって自由になれたことが、そのまま幸せにつながったわけではありませんでした。

伊黒が逃げたことで怒った蛇鬼は、残されていた一族の人間を多数殺害してしまいます。

生き残った親族からは、「お前が逃げたせいでみんな殺された」という趣旨の言葉をぶつけられ、伊黒は大きな罪悪感を抱くようになりました。

もちろん、実際に一族の人間を殺したのは蛇鬼であり、伊黒自身が彼らを殺したわけではありません。

それでも幼かった伊黒にはその事実を整理することができず、自分だけが生き残ったことへの罪悪感を背負い続けることになります。

後に鬼殺隊へ入り鬼を倒し続けたことにも、自分と同じような犠牲者を生み出したくないという思いと、自身の罪悪感を少しでも償いたいという気持ちの両方があったと考えられます。

白蛇・鏑丸との出会いと蛇柱になるまで

伊黒小芭内の首元にいつもいる白蛇・鏑丸は、伊黒が座敷牢で過ごしていた頃からそばにいた特別な相棒です。

家族から愛情を受けることもなく、閉ざされた空間で孤独に育った伊黒にとって、鏑丸は数少ない心を許せる存在でした。

言葉を話せるわけではありませんが、伊黒と鏑丸の間には深い信頼関係が築かれており、その関係は鬼殺隊に入ってからも続いています。

伊黒が鏑丸を常に首元に置いている姿からも、どれほど大切にしていたのかが分かります。

蛇鬼から救出された後、伊黒は鬼殺隊へ入り、鬼を倒す剣士として生きる道を選びます。

そこで独自の蛇の呼吸を身につけ、やがて最高位の剣士である柱の一人、蛇柱にまで上り詰めました。

小柄な体格でありながら柱になれたことからも、伊黒が極めて高い技術と鍛錬を積み重ねてきたことが分かります。

蛇の呼吸による変則的な太刀筋と、蛇のように湾曲した日輪刀は伊黒の戦闘スタイルを象徴しています。

さらに無惨戦では視力が十分に使えなくなった際、鏑丸が敵の動きを読み取ることで伊黒の戦闘をサポートしました。

幼少期の孤独を支えた鏑丸が、伊黒の人生最後の戦いでも「目」となって支えたという関係性は、二人の絆の深さを感じさせます。

伊黒小芭内が甘露寺蜜璃に惹かれた理由

伊黒小芭内は柱の中でも他人に厳しく、簡単には心を開かない人物ですが、甘露寺蜜璃に対しては明らかに特別な感情を抱いていました。

伊黒が蜜璃に惹かれた大きな理由は、彼女の明るさや素直さ、そしてありのままの自分を肯定する人柄にあったと考えられます。

幼い頃から暗く閉ざされた環境で育った伊黒に対して、蜜璃はまるで正反対の人物です。

蜜璃は感情表現が豊かで、人の長所を素直に見つけ、誰かを好きだと思う気持ちを恥ずかしがらずに表現します。

自分自身を否定し続けてきた伊黒にとって、その明るさは強く心を惹かれるものだったのでしょう。

伊黒は蜜璃に靴下を贈ったり、文通をしたり、食事をともにしたりと、普段の態度からは想像しにくいほど丁寧に交流を重ねています。

蜜璃が他の男性と親しくすると嫉妬する様子もあり、恋愛感情そのものは周囲から見ればかなり分かりやすいものでした。

一方で本人は、蜜璃と結ばれたいという気持ちを持ちながら、自分にはその資格がないと思い込んでいます。

蜜璃は「ありのままの自分を受け入れてくれる相手」を求めて鬼殺隊へ入った人物でもあります。

その意味では、自分を愛することが苦手な伊黒と、自分らしさを受け入れてくれる相手を求めていた蜜璃は、一見正反対ながら非常に相性の良い二人でした。

私は、蜜璃の存在そのものが伊黒にとって「自分にも穏やかで幸せな人生があり得た」と初めて思わせてくれる希望だったのではないかと感じます。

死亡直前に甘露寺蜜璃と来世での結婚を約束する

無惨との最終決戦が終わった後、致命傷を負った伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は、互いに残された時間がわずかであることを理解しながら最期の会話を交わします。

そこで蜜璃は伊黒への想いを伝え、「生まれ変わったらお嫁さんにしてほしい」という願いを口にします。

伊黒はその言葉に対して拒むどころか、来世では必ず蜜璃を幸せにすると答えます。

生前の伊黒は、自分の一族が犯してきた罪や自分の身体に残された傷を理由に、蜜璃と結ばれることを自ら諦めていました。

そのため、この約束は伊黒が初めて自分自身にも幸せになる未来を認めた瞬間だと考えられます。

特に重要なのは、伊黒が蜜璃を愛していなかったから距離を取っていたのではなく、愛しているからこそ自分と一緒になってはいけないと思っていたという点です。

伊黒は自分の命が終わり、過去の血や罪から解放された来世であれば、ようやく蜜璃に想いを伝えられると考えていました。

悲しい考え方ではありますが、伊黒の生い立ちを知ったうえで読むと、彼がどれほど深く蜜璃の幸せを願っていたかが伝わってきます。

そして蜜璃の側も伊黒に一方的に想われていたわけではありません。

最期の瞬間に自ら結婚を願ったことから、蜜璃も伊黒を大切な相手として愛していたことが明確になります。

二人は生前には恋人や夫婦になることができなかったものの、最後には両想いだったことを確かめ合えたのです。

伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は来世で夫婦になり定食屋を営む

伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の「来世では結婚する」という約束は、単なる願いで終わったわけではありません。

原作最終話の現代を舞台にしたエピソードには、二人を思わせる人物が登場し、夫婦として定食屋を営んでいることが示されています。

現代編に登場する伊黒と蜜璃の転生を思わせる二人は夫婦となっており、子どもにも恵まれています。

大正時代では戦いや過去のしがらみによって実現できなかった、ごく普通の家庭を築くという幸せを手に入れた形です。

これは無惨戦で交わした二人の約束への明確な答えと受け取れるでしょう。

さらに、二人が飲食店を営んでいる点も印象的です。

蜜璃は食べることが大好きな人物であり、最期の会話でも伊黒と一緒に食べた食事が幸せな思い出として語られています。

そのため、来世で二人が食事に関わる店を営んでいること自体が、生前の思い出を幸せな形で実現した演出のように感じられます。

伊黒にとって特に大きいのは、来世では一族の罪を背負う必要も、鬼と戦う必要もないことです。

かつては「自分は蜜璃にふさわしくない」と考え続けていた伊黒が、次の人生では夫として当たり前のように蜜璃のそばにいられます。

生前の二人の結末だけを見れば悲劇ですが、最終話まで読むことで、伊黒と蜜璃の物語は「死別」ではなく「来世で結ばれる恋」として完結したことが分かります。

鬼滅の刃の蛇柱・伊黒小芭内の死亡と甘露寺蜜璃との結末まとめ

『鬼滅の刃』の蛇柱・伊黒小芭内は、鬼舞辻無惨との最終決戦を最後まで戦い抜き、無惨討伐には成功したものの、戦いの中で負った致命傷によって原作第200話で甘露寺蜜璃とともに最期を迎えます。

視力を失うほど傷ついても鏑丸の助けを借りて戦い続け、炭治郎を守りながら無惨に立ち向かった姿からは、蛇柱としての実力だけでなく、自分の命を懸けても仲間を守ろうとする伊黒の強い覚悟が伝わってきます。

そして戦闘後には、同じく致命傷を負った蜜璃を抱きながら互いの想いを初めてはっきりと伝え合い、生まれ変わったら結婚するという約束を交わしたことが、伊黒の死亡シーンをより印象的なものにしています。

伊黒が生前に蜜璃へ素直な想いを伝えられなかった背景には、蛇鬼の生贄として座敷牢に閉じ込められて育った過去や、口を切り裂かれた経験、一族が鬼から得た金品によって暮らしていたことへの強烈な罪悪感がありました。

伊黒自身には一族の罪について責任がないにもかかわらず、彼は「自分には幸せになる資格がない」と考え続け、鬼を倒して一度死に、汚れた血を浄化してからでなければ蜜璃に気持ちを伝えられないほど自分を追い詰めていたのです。

そのような伊黒にとって、明るく素直でありのままの姿で接してくれる蜜璃は特別な存在であり、蜜璃と過ごす時間だけは自分も普通の青年になれたように感じられる、大きな心の救いになっていました。

二人は大正時代では夫婦になることなく死亡したため、伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の関係だけを見れば悲しい結末にも思えますが、『鬼滅の刃』はそこで二人の物語を終わらせていません。

原作最終話の現代では二人を思わせる男女が夫婦となり、蛇にまつわる意匠のある定食屋を営んでいることが描かれており、最期に交わした「来世で結婚する」という願いがかなったことを示す結末になっています。

生前には過去の呪縛から自分の幸せを受け入れられなかった伊黒が、鬼のいない時代では蜜璃と家庭を築いて穏やかに暮らしているという結末まで含めると、二人の最期は単なる悲恋ではなく、来世にまでつながった恋だったといえるでしょう。

つまり「鬼滅の刃の蛇柱・伊黒小芭内は死亡するのか」という疑問への答えは、無惨との最終決戦後に死亡するというものです。

しかし伊黒はただ命を落としたのではなく、鬼殺隊の仲間とともに無惨を倒して後世から鬼の脅威をなくし、最期にはずっと胸の内に秘めていた蜜璃への想いを受け入れてもらうことができました。

壮絶な人生を送った伊黒が最後に愛する人との約束を交わし、その約束が来世で実を結ぶことまで描かれているからこそ、伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の結末は『鬼滅の刃』の中でも特に心に残るものになっています。

この記事のまとめ

  • 蛇柱・伊黒小芭内は無惨との最終決戦後に死亡する
  • 原作200話で甘露寺蜜璃と最期の時を迎える
  • 両目を失明しても鏑丸を頼りに戦い続けた伊黒小芭内
  • 炭治郎をかばったことで致命傷を負う
  • 死亡直前に甘露寺蜜璃と想いを告白し合う感動の最期!
  • 伊黒小芭内には女蛇鬼の生贄として育てられた壮絶な過去がある
  • 口元の包帯には幼少期に負わされた傷を隠す理由がある
  • 相棒の白蛇・鏑丸は伊黒小芭内を支え続けた大切な存在
  • 伊黒小芭内と甘露寺蜜璃は来世で夫婦となり定食屋を営む
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