鬼滅の刃「無限城編 第一章 猗窩座再来」とは?あらすじ・登場人物・見どころを徹底解説

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『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、鬼殺隊と上弦の鬼たちによる最終決戦の幕開けを描いた劇場版三部作の第1作です。

鬼滅の刃の無限城編では、竈門炭治郎と冨岡義勇が猗窩座と再び対峙するほか、胡蝶しのぶと童磨、我妻善逸と獪岳の因縁の戦いも展開されます。

この記事では、鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来の基本情報やネタバレを含むあらすじ、登場人物、主題歌、映画ならではの見どころをわかりやすく解説します。

この記事を読むとわかること

  • 「無限城編 第一章 猗窩座再来」のあらすじと基本情報
  • 炭治郎・義勇・猗窩座たちの因縁と主要登場人物
  • 圧巻の作画や主題歌、映画ならではの見どころ!

鬼滅の刃「無限城編 第一章 猗窩座再来」は猗窩座との決着を中心に描く最終決戦の幕開け

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、鬼殺隊と上弦の鬼が激突する最終決戦の始まりを、劇場ならではの映像表現で描いた作品です。

物語の中心となるのは、竈門炭治郎と冨岡義勇が上弦の参・猗窩座と対峙する戦いであり、過去から続く因縁や、それぞれが背負ってきた思いが交錯します。

さらに、胡蝶しのぶと童磨、我妻善逸と獪岳の戦いも並行して描かれ、無限城編が単なる連続バトルではなく、登場人物たちの因縁に決着をつける物語であることが明確に示されています。

無限城編は劇場版三部作として制作された物語

無限城編は、テレビアニメ「柱稽古編」の続きにあたる物語であり、原作漫画の終盤に描かれた鬼殺隊と鬼舞辻無惨の勢力による最終決戦を映像化するシリーズです。

これまでのアニメシリーズでは、立志編、無限列車編、遊郭編、刀鍛冶の里編、柱稽古編と段階を追いながら、炭治郎たちの成長や柱との関係、上弦の鬼との戦いが描かれてきました。

その積み重ねを受けて始まる無限城編は、物語全体の集大成にあたるため、劇場版三部作という大規模な構成で制作されています。

第一章だけで物語のすべてが完結するわけではなく、無限城に落とされた鬼殺隊士たちが、それぞれ異なる場所で上弦の鬼と戦う様子が複数の視点から描かれます。

そのため、ひとつの戦いだけを追う作品ではなく、炭治郎、義勇、しのぶ、善逸をはじめとする登場人物たちの運命が同時進行で動いていく群像劇として楽しめる点が特徴です。

私は、テレビシリーズではなく三部作の劇場版として制作されたことで、無限城の複雑な構造や戦闘の迫力、人物の細かな感情まで、時間をかけて表現できる構成になったと感じます。

また、無限城は上下左右の感覚が曖昧になる特殊な空間であり、部屋や通路が絶えず変化するため、アニメーションとの相性が非常に良い舞台です。

テレビ画面でも十分に迫力のある作品ですが、巨大なスクリーンと音響設備で鑑賞することで、無限城に落下していく感覚や、刀と拳がぶつかる衝撃をより強く味わえます。

第一章は三部作全体の入口でありながら、複数の重要な戦いと決着が描かれる密度の高い作品になっています。

公開日・上映時間・年齢区分などの基本情報

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、2025年7月18日に日本で公開されました。

上映時間は2時間35分であり、一般的なアニメ映画と比べても長尺の作品ですが、複数の戦いと登場人物の背景を丁寧に描くために必要な時間として構成されています。

物語は序盤から無限城での戦闘へ進み、戦いの合間にも過去の記憶や人物同士の関係が挿入されるため、上映時間の長さを感じにくいテンポになっています。

作品名 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
公開日 2025年7月18日
上映時間 2時間35分
年齢区分 PG12
配給 東宝・アニプレックス
アニメーション制作 ufotable

年齢区分はPG12であり、12歳未満の子どもが鑑賞する場合には、保護者による助言や指導が必要とされています。

これは12歳未満が鑑賞できないという意味ではなく、刀による斬撃、流血、鬼の身体が破壊される場面など、強い表現が含まれているために設けられた区分です。

特に本作は最終決戦を描く作品であるため、これまでのテレビシリーズよりも緊張感が高く、登場人物が命を懸けて戦う場面が長く続きます。

小さな子どもと一緒に鑑賞する場合は、怖い場面や悲しい展開があることを事前に伝え、必要に応じて物語の背景を説明しておくと安心です。

また、上映時間が2時間35分あるため、鑑賞前に食事やトイレを済ませておき、長時間座って観る準備を整えておくことも大切です。

公開日、上映時間、PG12という基本情報を事前に確認しておくことで、年齢や鑑賞環境に合わせた準備がしやすくなります。

第一章で描かれる炭治郎と義勇対猗窩座の戦い

第一章の中心となる戦いは、竈門炭治郎と水柱・冨岡義勇が、上弦の参・猗窩座に挑む対決です。

炭治郎にとって猗窩座は、無限列車で炎柱・煉獄杏寿郎の命を奪った相手であり、決して忘れることのできない因縁の鬼です。

再び猗窩座と対峙した炭治郎は、煉獄の死をただ悲しむだけではなく、これまでの経験と修行を通して身につけた力を使い、自らの意思で決着をつけようとします。

一方の義勇も、水柱として圧倒的な実力を持ちながら、自分はほかの柱とは違うという思いを抱え続けてきた人物です。

柱稽古編では、炭治郎との交流を通じて義勇が自身の過去や錆兎への思いと向き合う姿が描かれており、その変化が猗窩座との戦いにもつながっています。

炭治郎と義勇が互いを補いながら戦う姿には、師弟とも兄弟とも異なる信頼関係が表れており、二人の成長を同時に確認できる戦いとして大きな見どころになっています。

猗窩座は、強者との戦いを何よりも好み、鍛え上げられた相手には鬼になるよう勧める独自の価値観を持っています。

そのため、炭治郎や義勇が力を高めるほど猗窩座も戦いに歓喜し、戦闘は技の応酬だけでなく、強さに対する考え方の衝突へと発展していきます。

猗窩座が求めるのは永遠に失われない肉体の強さですが、炭治郎と義勇が示すのは、限りある命のなかで受け継がれていく意志の強さです。

私は、この戦いの魅力は派手なアクションだけでなく、「強さとは何か」という作品全体の問いが、三者の生き方を通して描かれている点にあると感じます。

炭治郎が到達する新たな境地、義勇が見せる水柱としての真価、そして猗窩座が戦いの果てに向き合う記憶が重なり、第一章を象徴する濃密な対決になっています。

無限列車編から続く因縁を知っているほど感情移入しやすいため、鑑賞前に煉獄と猗窩座の戦いを振り返っておくと、炭治郎の言葉や行動の意味をより深く理解できます。

胡蝶しのぶ対童磨と善逸対獪岳の因縁にも注目

第一章では炭治郎と義勇対猗窩座の戦いに加えて、蟲柱・胡蝶しのぶと上弦の弐・童磨、我妻善逸と上弦の陸・獪岳の戦いも重要な軸として描かれます。

どちらの戦いも、偶然出会った鬼と剣士が戦う場面ではなく、長年積み重なってきた深い因縁に決着をつける対決です。

そのため、戦闘の勝敗だけではなく、登場人物が何を失い、何を胸に抱いて無限城までたどり着いたのかを知ることで、場面の重みが大きく変わります。

しのぶにとって童磨は、姉である胡蝶カナエの命を奪った仇であり、長い間探し続けてきた相手です。

しのぶは鬼の頸を斬る腕力を持たない一方で、藤の花から作った毒を使う独自の戦闘方法を確立しており、身体能力で上回る童磨に知識と覚悟で挑みます。

いつも穏やかな笑顔を浮かべるしのぶの内側には、鬼に対する激しい怒りと姉への思いがあり、童磨との対面によって隠されてきた感情が表に現れます。

しのぶ対童磨は、力の差が明確な相手に対して、しのぶがどのような方法で勝機を作るのかが最大の注目点です。

一方、善逸が無限城で対峙する獪岳は、同じ育手である桑島慈悟郎のもとで雷の呼吸を学んだ兄弟子です。

善逸はこれまで、恐怖で意識を失った状態で力を発揮する場面が多く描かれてきましたが、獪岳との戦いでは自らの意思で刀を握り、逃げずに相手と向き合います。

普段の臆病で騒がしい姿とは異なる、静かで覚悟を決めた善逸の表情からは、彼が背負っている悲しみと怒りの大きさが伝わってきます。

獪岳との関係には、雷の呼吸の後継者をめぐる葛藤だけでなく、育手への敬意、才能への劣等感、生き方の違いが複雑に絡んでいます。

善逸が獪岳に対して放つ技には、これまで誰かから教わったものだけではなく、彼自身が努力によって生み出した答えが込められています。

しのぶと善逸の戦いを通して、第一章は「受け継いだ思いをどのように自分の力へ変えるのか」を描いていると私は感じます。

炭治郎と義勇対猗窩座の戦いだけに注目して鑑賞すると見落としやすい部分ですが、しのぶと善逸の対決も、それぞれの人物の物語における大きな転換点です。

三つの戦いを比較しながら観ることで、復讐、継承、成長、自己犠牲といった無限城編のテーマが立体的に見えてきます。

鬼滅の刃「無限城編 第一章 猗窩座再来」のあらすじ・登場人物・見どころ

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』では、産屋敷邸に現れた鬼舞辻無惨と鬼殺隊の対決を起点に、隊士たちが無限城へ落とされ、上弦の鬼との最終決戦へ突入するまでが描かれます。

炭治郎と冨岡義勇対猗窩座、胡蝶しのぶ対童磨、我妻善逸対獪岳という三つの戦いが軸となり、登場人物の過去や受け継がれた思いが、激しいアクションとともに明らかになります。

第一章の見どころは、迫力ある戦闘だけでなく、敵味方それぞれが戦う理由や、失った人への思いまで丁寧に描かれていることです。

鬼殺隊が鬼舞辻無惨の本拠地・無限城へ落とされるまでのあらすじ

物語は、鬼殺隊の最高位剣士である柱たちが、来るべき鬼舞辻無惨との戦いに備えて隊士を鍛える「柱稽古」を終えた直後から始まり、炭治郎たちが厳しい訓練を通じて力を高める一方、産屋敷耀哉が無惨を迎え撃つために長い年月をかけて準備していた計画が、静かに実行へ移されていきます。

無惨は産屋敷邸を訪れ、自らを追い続けてきた鬼殺隊の当主である耀哉と対面しますが、耀哉は妻や二人の娘とともに屋敷を爆破し、無惨の動きを一時的に封じたうえで、珠世の血鬼術と薬、さらに岩柱・悲鳴嶼行冥をはじめとする柱たちの攻撃につなげるという、命を懸けた罠を仕掛けていました。

集結した柱と炭治郎たちは無惨を倒そうと一斉に攻撃しますが、無限城を操る鳴女の血鬼術によって足元に扉を開かれ、鬼の本拠地へ次々と落とされてしまい、鬼殺隊と上弦の鬼による逃げ場のない最終決戦が始まります。

無限城は、部屋や階段、廊下の位置が絶えず変化し、重力の方向さえ一定ではない異空間であるため、隊士たちは仲間と分断された状態で戦わなければならず、どこに敵が潜んでいるのか、次に誰と遭遇するのか分からない緊張感が、物語の序盤から途切れることなく続きます。

これまで鬼殺隊は鬼の出現する場所へ向かって戦ってきましたが、無限城編では自分たちが敵の本拠地へ引き込まれたため、夜明けまで持ちこたえるだけではなく、限られた時間のなかで上弦の鬼を倒し、無惨のもとへたどり着かなければならないという、過去にないほど厳しい状況に置かれます。

私は、柱稽古編まで積み上げられてきた準備や人間関係が、無限城へ落とされた瞬間に一気に戦いへ変わる構成によって、物語が後戻りのできない最終局面へ入ったことを強く実感できると感じました。

炭治郎・冨岡義勇・猗窩座をはじめとする主要登場人物と声優

主人公の竈門炭治郎を演じるのは花江夏樹、炭治郎とともに猗窩座へ挑む水柱・冨岡義勇を演じるのは櫻井孝宏、二人の前に立ちはだかる上弦の参・猗窩座を演じるのは石田彰であり、無限列車編から続く因縁を背負った三人の演技が、戦闘場面に技の迫力だけではない感情の厚みを与えています。

蟲柱・胡蝶しのぶ役は早見沙織、上弦の弐・童磨役は宮野真守、我妻善逸役は下野紘、善逸の兄弟子である獪岳役は細谷佳正が担当し、しのぶの笑顔の奥に隠された怒り、童磨の感情が欠落した不気味さ、善逸の覚悟、獪岳の劣等感と傲慢さが、声の表現によって鮮明に伝わります。

登場人物 声優 第一章での立場
竈門炭治郎 花江夏樹 義勇とともに猗窩座へ挑む鬼殺隊士
冨岡義勇 櫻井孝宏 炭治郎と共闘する水柱
猗窩座 石田彰 炭治郎たちと戦う上弦の参
胡蝶しのぶ 早見沙織 姉の仇である童磨へ挑む蟲柱
童磨 宮野真守 しのぶと対峙する上弦の弐
我妻善逸 下野紘 兄弟子の獪岳と戦う鬼殺隊士
獪岳 細谷佳正 鬼となった善逸の兄弟子

さらに、竈門禰豆子役の鬼頭明里、嘴平伊之助役の松岡禎丞、栗花落カナヲ役の上田麗奈、岩柱・悲鳴嶼行冥役の杉田智和、風柱・不死川実弥役の関智一、蛇柱・伊黒小芭内役の鈴村健一、恋柱・甘露寺蜜璃役の花澤香菜など、これまでのシリーズを支えてきた声優陣も出演しています。

鬼側では鬼舞辻無惨役を関俊彦、上弦の壱・黒死牟役を置鮎龍太郎、無限城を操る鳴女役を井上麻里奈が担当しており、鬼殺隊の面々が無限城内で分断されるなか、まだ全面的には描かれない人物たちの存在も、三部作の先に待つ戦いを意識させます。

第一章では主要人物が多く登場しますが、炭治郎、義勇、猗窩座、しのぶ、童磨、善逸、獪岳の関係を押さえておけば、中心となる三つの戦いを理解しやすくなります。

猗窩座の過去と狛治・恋雪の物語

猗窩座は強者との戦いを好み、弱者を嫌う上弦の鬼として登場してきましたが、第一章では鬼になる以前の人間時代に「狛治」という名で生きていたことや、なぜ強さだけを求めるようになったのかが描かれ、これまでの言動の背景にあった悲劇が明らかになります。

狛治は病気の父親の薬代を得るために盗みを繰り返し、捕らえられて刑罰を受けても父を救おうとしていましたが、自分の存在が息子を罪人にしていると考えた父が命を絶ったことで、生きる目的と守るべき相手を同時に失い、怒りと絶望のなかで荒れた日々を送ります。

その後、素流道場の師範である慶蔵に拾われた狛治は、病弱な娘・恋雪の看病を任され、彼女と穏やかな時間を過ごすうちに再び生きる意味を見つけ、やがて恋雪との結婚を約束するまでになりますが、幸せを目前にして取り返しのつかない悲劇に襲われます。

狛治にとって恋雪と慶蔵は、失われた家族に代わるかけがえのない存在であり、二人を守るために強くなりたいという願いは本来優しさから生まれたものでしたが、記憶を失って鬼となった後は、守る目的だけが抜け落ち、強さそのものへ執着する猗窩座の性質として残りました。

猗窩座が女性を食べないこと、花火を思わせる技名を使うこと、弱者を嫌いながら鍛錬を重んじることには、人間時代の恋雪との思い出や素流道場での日々が反映されており、猗窩座の技や行動の一つひとつが、狛治として失った過去につながっていたと分かります。

私は、猗窩座の過去を知ることで彼が犯した罪まで許されるわけではないものの、単純な悪役としてではなく、守りたかった人を何度も失い、自分自身の願いさえ忘れてしまった人物として見え方が変わる点に、この作品ならではの深さがあると感じました。

炭治郎と義勇との死闘のなかで、猗窩座は肉体の限界を超えて戦おうとしますが、その意識の奥底に眠っていた狛治の記憶と恋雪の存在が呼び起こされ、強さを求め続けた鬼が最後に何を選ぶのかが、第一章における最大の感情的な山場になります。

劇場版ならではの作画・3DCG・アクション演出

無限城は、無数の和室、階段、柱、廊下が上下左右へ複雑に連なり、鳴女の琵琶によって構造そのものが変化する空間であるため、手描きのキャラクター作画と立体的な3DCGを組み合わせることで、登場人物が巨大な城の内部を落下し、走り、跳躍する感覚が表現されています。

特に炭治郎と義勇対猗窩座の戦いでは、日の呼吸、水の呼吸、破壊殺という性質の異なる技が連続してぶつかり、刀の軌道、拳が生む衝撃波、床や壁の崩壊、人物の細かな表情まで同時に描かれることで、戦闘の速さと重さを観客が体感できる映像になっています。

しのぶ対童磨では、毒を仕込んだ突き技の鋭さと童磨が生み出す冷気の美しさが対比され、善逸対獪岳では、暗い無限城を切り裂く雷の光と一瞬の静寂を活用することで、それぞれの戦いに異なる色彩や速度、緊張感が与えられています。

また、技を派手に見せるだけではなく、戦闘の最中に人物の呼吸、足の運び、視線、筋肉の動きまで描写されるため、超人的な必殺技にも説得力が生まれ、登場人物が命を削りながら戦っていることが映像から伝わる点も大きな魅力です。

音響面では、刀と拳が衝突する低い音、無限城の空間が変形する響き、雷鳴や氷が広がる音、静かな回想場面の環境音が細かく使い分けられ、巨大スクリーンと立体音響を備えた劇場では、自分も無限城の内部に放り込まれたような没入感を味わえます。

私は、無限城という現実には存在できない空間を3DCGで見せながら、登場人物の感情が表れる表情や仕草は手描きの温度を保っているため、技術的な迫力と人間ドラマの繊細さが両立した映像作品になっていると感じました。

AimerとLiSAが担当する主題歌

第一章の主題歌は二曲用意されており、Aimerが「太陽が昇らない世界」、LiSAが「残酷な夜に輝け」を担当し、これまでのアニメシリーズでも作品を彩ってきた二人の歌声が、無限城で繰り広げられる暗く激しい戦いと、登場人物が絶望のなかで希望をつなぐ姿を異なる角度から表現しています。

Aimerの「太陽が昇らない世界」は、鬼が支配する夜と出口の見えない無限城を思わせる重厚な雰囲気を持ち、鬼殺隊が命を懸けて進み続ける緊張感や、朝日が昇るまで戦い抜かなければならない物語の状況に重なる楽曲です。

LiSAの「残酷な夜に輝け」は、過酷な運命に直面しても消えない意志や、亡くなった人から受け継いだ思いを胸に前へ進む登場人物の姿を連想させ、悲しみのなかにある力強さと希望を伝える主題歌になっています。

  • Aimer「太陽が昇らない世界」は、無限城の闇や最終決戦の緊張感を思わせる重厚な楽曲です。
  • LiSA「残酷な夜に輝け」は、残酷な運命に抗い、思いを受け継いで戦う鬼殺隊の姿と重なります。

二曲は単に同じ作品へ添えられた主題歌ではなく、絶望に覆われた世界と、そのなかでなお輝こうとする人間の意志を対になるように表現しており、曲名を並べるだけでも第一章が描く暗闇と希望の構図が伝わってきます。

私は、Aimerの深く沈み込むような歌声が戦いの重さを残し、LiSAの力強く伸びる歌声が登場人物の意志を未来へつなぐため、上映後に二曲を聴き直すことで、猗窩座、しのぶ、善逸たちの場面を異なる感情から振り返れると感じました。

国内外で記録を更新した興行収入と観客動員数

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、2025年7月18日の日本公開後、公開3日間で観客動員約384万人、興行収入約55億円を記録し、公開8日間で興行収入100億円、23日間で200億円、46日間で300億円へ到達するなど、非常に速いペースで数字を伸ばしました。

日本国内では2026年4月9日の終映時点で、観客動員数が約2745万人、興行収入が約402億円に達し、国内歴代興行収入では『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に次ぐ第2位となり、同じシリーズの劇場版が歴代上位を占める結果になりました。

海外でも157の国と地域で公開され、日本を含む全世界累計では観客動員数約9852万人、総興行収入約1179億円を記録し、邦画の全世界興行収入における歴代1位という大きな記録を達成しています。

集計範囲 観客動員数 興行収入
日本国内 約2745万人 約402億円
全世界累計 約9852万人 約1179億円

この成功には、原作漫画とテレビアニメで積み重ねられた人気に加えて、無限列車編から続く猗窩座との因縁、世界各地で同時代的に共有しやすい家族や継承の物語、劇場で体験する価値の高い映像と音響が組み合わさったことが影響していると考えられます。

また、第一章は三部作の第1作でありながら、一つの作品として大きな感情的決着を描いているため、続編への導入だけに終わらず、猗窩座、しのぶ、善逸を中心とした物語を目的に繰り返し鑑賞する観客が多かったことも、記録的な興行成績につながった要因でしょう。

国内外での記録は、「鬼滅の刃」が日本の人気作品という枠を超え、言語や文化の違いを越えて受け入れられる物語になったことを示しています。

鬼滅の刃「無限城編 第一章 猗窩座再来」のあらすじと見どころまとめ

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、鬼殺隊と鬼舞辻無惨率いる鬼たちとの最終決戦が本格的に始まる重要な作品です。

炭治郎と義勇が猗窩座と激突するだけでなく、胡蝶しのぶと童磨、善逸と獪岳など、それぞれが長年抱えてきた因縁にも決着がつけられていきます。

シリーズの集大成となる物語だからこそ、これまで積み重ねられてきた伏線や人物の成長を理解しておくことで、より深く作品を楽しめます。

第一章は上弦の鬼との因縁と決着を描く重要作品

第一章は、無限列車編から続く炭治郎と猗窩座の因縁に一つの大きな区切りが描かれるだけでなく、胡蝶しのぶや善逸など、主要人物それぞれが過去と向き合う姿が丁寧に描かれています。

戦闘シーンは圧倒的な迫力がありますが、本作の魅力はアクションだけではありません。

敵味方を問わず、それぞれが何を守り、何を失い、どのような思いを胸に戦っているのかが描かれることで、単なる勝敗以上の感動を味わえる作品になっています。

特に猗窩座の過去が明かされる場面では、これまで強敵として描かれてきた人物像が大きく変化し、鬼滅の刃らしい「善悪だけでは語れない人間ドラマ」が色濃く表現されています。

また、炭治郎や義勇だけでなく、しのぶや善逸にも物語の見せ場が用意されているため、複数の戦いが同時進行していても、それぞれのエピソードにしっかりと見応えがあります。

私は、本作は「最終決戦の始まり」であると同時に、これまで応援してきた登場人物たちの成長と覚悟を実感できる作品だと感じました。

劇場版三部作の第1作という位置付けではありますが、一つの映画としても完成度が高く、シリーズファンはもちろん、アニメを追い続けてきた人なら満足度の高い内容になっています。

鑑賞前に柱稽古編までの物語を振り返っておこう

無限城編 第一章を最大限楽しむためには、できるだけ柱稽古編までのストーリーを振り返っておくことをおすすめします。

炭治郎と猗窩座の因縁は「無限列車編」、しのぶと童磨の関係は胡蝶カナエの過去、善逸と獪岳の関係は育手・桑島慈悟郎とのエピソードなど、これまでの物語が第一章へつながっています。

特に柱稽古編では、柱たちの人物像や炭治郎たちとの関係性が深く描かれており、その積み重ねが無限城での戦いに大きく影響しています。

  • 無限列車編(炭治郎と猗窩座の因縁)
  • 遊郭編・刀鍛冶の里編(炭治郎たちの成長)
  • 柱稽古編(最終決戦直前の準備と柱との関係)

これらを見直してから鑑賞すると、登場人物のセリフや表情、戦う理由がより理解しやすくなり、感動も一段と大きくなります。

また、本作は三部作のスタート地点であるため、第一章を鑑賞した後は続編で描かれる上弦の鬼との戦いや鬼舞辻無惨との最終決戦にも自然と期待が高まるでしょう。

『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』は、これまでの物語を受け継ぎながら、新たな歴史を刻む最終決戦の幕開けとなる必見の劇場版です。

この記事のまとめ

  • 無限城編三部作の幕開けとなる第一章!
  • 炭治郎と義勇が猗窩座との因縁に決着
  • しのぶ対童磨、善逸対獪岳の激闘も展開
  • 猗窩座の過去と狛治・恋雪の切ない物語
  • 圧巻の作画・3DCG・アクション演出
  • AimerとLiSAが彩る主題歌にも注目
  • 鑑賞前は柱稽古編までの復習がおすすめ!
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